やれば、どの年代だって出来る。
対 バンデリージャ(5-2)
対 横須賀シーガルズ(3-1)
対 ロンドリーナ(4-0)
対 コラソン淵野辺(2-0)
対 テアトロB(8-1)
対 春日野中(9-2)
対 横須賀Jr.(9-1)
対 保土ヶ谷中(8-0)
『優れたサラブレッドが集まれば、さほど苦労はないでしよう。
しかし、我々は与えられた駒をいかにして通用する選手に育て上げるが?
これが、COJBの魂でもあります。
満足な人数、満足なグランドではなく、特に冬場は薄暗いグランドで寒い中でも普通のことのように練習しなくてはならない中、
普通に順応する逞しさ。
やはり目標を掲げると違います。個々に目指しているものがあるからこそ、どんな環境でも文句1つ言わずに毎日練習する。
このような逞しさが、今回の成績にも繋がっているように思います。
この経験は彼らをもう1つ成長させる良い機会を与えてくれました。』
こんな文章を何度か書いたことがあった。
さほどお世辞にも優秀でなかったメンバー達がやり遂げたこと。
COJBはいつもこの繰り返しだけれど、最後にはそこそこやり遂げる。
今期、卒団したメンバーも厳しいリーグ、何とか降格は逃れ、後輩に
置き土産。
そして、また、新チームが降格の危機にさらされている。
ここが一番面白い時期。メンバーは勿論、コーチも試されている気がして
たまらない時期。
どの試合も全く落ち着いて見ていられないぐらい安定感に欠ける。
控えの選手層を強化している最中も、じっとしていられないくらい、不安定な
サッカー。これが現状。
普通にしていたら、あっという間に奈落の底。
これがまた、たまらなく反骨心をそそる。黙ってられないね。
大きな差はないが、今一つパンチがない。1,2発殴られてようやく
1発殴り返すかどうか?ぐらいのパンチ力しか今はない。
乗れば、調子に乗るが、自ら起き上がれない。これは自立心に欠ける。
12年間のJr.ユースの歴史の中でも、いつもスタメンだと胡坐をかき、軽率なプレーをするようになるメンバーがいる。
ただ、苦しいのは、控えにそれに代わるメンバーが中々最初は育たなく
苦労するのは、今に始まったことではない。
油断すると直ぐにスタメンから外される。そんな環境を、与えられた駒で作るのは容易ではない。
しかし、それを敢えてやり遂げることが、指導者としてのモチベーションになることは間違いない。
優秀な面子が集まるクラブなら、プロに育て上げないとならない。
また、それはそれでやりがいはあるが、今、我々に与えられたことは、
難しい局面からどう打開して、育てていくかだ。
クラブチームを選択した輩たちなのに、正規の練習以外に関しては、まだまだ腰が重く見える。
眼をギラギラさせて欲しいのよ。「次は俺だ!!」ってね。
負けることをもっと嫌がって欲しいし、試合に出れない自分に腹を立てて欲しいのよ。
『俺のこと使え!!』ってね。
控えに甘んじるのが普通になっちゃうのは、向上心がないということ。
少ない人数でも、競争する奴が増えたら、違う。
まだ、戦う機会はある。もっと貪欲になって欲しいのよ。