【育成日記】早く気づくことだ!!

ウチのメンバーに「どうなりたいんだ?」と聞くと「プロになりたいです」と言う。
それはいいだろう。

「では、そこに近づくためには逆算してなにをして行けばいい?」
と聞くと「沢山練習して・・・」と抽象的な答えしか返って来ない。

夢は大きいが、それを具体的にどうしていけばいいのか?を日頃から考えいないことになる。

「チームとしては?」と聞くと、「強くなりたい」「上のリーグに行きたい」
「主要大会ベスト・・・」という。

「では具体的にどうすればそこに行きつきそうか?」と聞くと、「沢山練習して・・・」とまた言う。

現状と到達地点の間にはプロセスがあると思う。そのプロセスが具体化されない限り、
夢は夢のまま終わる。

同年代の選手が現在Aのクラスにいる。自分は精々BかCのクラス。
Aクラスの選手に追いつくためには、どのような行動を起こしていかなくてはならないのか?をどこまで、まず、真剣に考え、現実と向き合っているか?

前回挙げた題材のトレセンだって、現時点では自分よりも上のレベルの者が大勢いることを実感し、このままではいつまでも追いつき、追い越せないとなれば、行動は自ずと変化する。
「トレセンに合格したいのか?」と聞けば、「したいです」と答える。

例えば、GKが、GK専門の練習をしないまま、トレセンの選考会に臨むというのは、丸腰で戦場に向かうようなものだ。
僕の感覚すればこれはとても有り得ない感覚だよ。絶対に準備不足だし、不安になる。
トレセンに合格しないと、兵役に出なくてはならないとなれば、行動は違うのか?
それも違うよね。

あまり、そのようなことを考えないで生活しているのか、
却って気楽で良いとも思ってしまう。深く考えない。

選手と指導者間の意識や熱の開きがあるならば、その開きを限りなく、近づけていかなくては、いつまでも高いレベルに近づくことはできないはずだ。

最近、接戦の試合で負け続けているが、常に「崖っぷちに立たされているこの現状こそが試されている時、面白い時期だ」とメンバーに言うけれど、そのことをどこまで真摯に受け止めて行動に変えているかは、正直解らない。

毎回、諦めてはならない、この敗戦は我々を強くするもの、大切な教訓にしたい!!と、
前向いた話をするけれど、今一つ、大きな行動の変化には繋がっていないように思う。

こちらが、週末のどちらかにオフを与え、上のリーグの同年代を観察しに行くことも大切だと伝えたので何人かは足を運んだらしい。

足元を見て、上を視て感じ、次にどうするか?

ただ、この行動は、僅か数名だけでは物足りなすぎるのだ。

自分達よりもレベル高いものを視て、見た者はテンション上げていけるが、それを視てない者がいれば、気持ちの共有は難しい。

だから、全員がそのようなレベルを視て、己と比較し、どれだけのことをしなくてはならないのか?を真剣に考えていかなければ、チームはおろか、個として、高校に行っても、そのレベルの者達には叶うはずがない。

上のレベルの者達は、更に上を見据えて努力しているからだ。

そのことに早く気づくことが最初の段階だ。

関連記事

  1. 【育成日記/体育館編】2週連続でプロOBが刺激をくれた

  2. 【育成日記】体育館練習での小学生に

  3. 【Jr.ユース練習会】2020年度に向けて選手を募集します!…

  4. 【遠征8日目】リベルタドーレス杯

  5. 【ブラジル部門】王国ブラジルの力を借りて30年

  6. 【遠征日記em波崎】U15