【育成日記】OBいいね!!

中学生の時はそれはそれで、色々中学生劇場をやらかしてくれて賑やかだったけど、
高校生になり、また、違う環境に行き、久々に顔を出すと、身体もデカくなっているけど、一歩一歩、大人に近づいていると感じるよ。

毎年、高校の進路もなんとか決まり、ホッとするけど、『こいつら一体どうなるんかな?』って思うけど、高校も三年になり、進路も決まって、Jr.ユース練習に参加しに来る時に感じるけど、昔が昔だっただけに、本当、大人に近づいてると思う。

11月に保土ヶ谷サッカー場でのサッカー教室で、9期生の一部のメンバーが集まった時も、今日の台中にも、9期生2名、10期生1名が顔を出して、ガチンコゲームやり、在籍メンバーも果敢にボディコンタクトを試みたが、吹っ飛ばされているシーンもあり、『いいね』って思ったよ。

9期生は丁度来年、高校卒業し、大学に進学しても、親元離れてサッカーに打ち込むという。

挑戦出来るまでやり続ける。

こんな話を聞くと、なんかサポートしたくなっちゃうよね。

大学でチームのクラス分けもあるのだろうから、コンディション調整も必要だろう。

Jr.ユースメンバー相手では、物足りないなら、個別で徹底的に鍛えても良い。

プロの世界にいち早く入り込んで人生をサッカーにかけている1期生の和崎、引退したばかりの木戸、劇レアさんの丸山、
3期生の吉野、4期生のケイタとカイキ

また、大学サッカーでもハイレベルで凌ぎを削る5期生の面々、6期生など

また、選手としてでなくても指導者や、他の分野でも活躍しているOBを観てると、
わくわくするし、COJB、もっと頑張らんと、と思うね。

今日来てくれたOBに言った。

「俺が還暦になったら、OB集め、チーム作って戦おう!勿論、俺は選手としてだがね。監督なんてやらんよ。一緒にサッカーするんだって(笑)」

中学生という多感な時期に色々な壁があり、厳しさもあり、それを乗り越えて、高校でも乗り越えて来ているからそんな話が出来るんだと思うね。

「Jr.ユース時代に、本当に走り込んで来て良かったです」とOBは口を揃えて言う(笑)

「本心かよ?」って思うけど

忘れないんだろうね。夏の二部練習とか、海の見える場所まで、延々走り込んだこととか(笑)

現代のトレーニングに於いて、そのような練習が理に適っているのか否かもあるけど、「高校の練習が楽に感じる」というコメントはある意味興味深い。本来、それではダメなんじゃないかな?って思うね。育成最後の段階で、身体も育ち、身体を苛め抜いていかなくてはならない年代で、中学時代の練習の方がキツイという話は、なにも初めて聞く話ではないから、本当の話なのかもしれないけれど、更に上のレベルで個として乗り込んで行く時に、果たして何が残って上で挑戦できるのか?が疑問になる。

単に、部員が多すぎて、入念な練習の時間が取れないということ、また、どうしてもAチームメインになるので、B以下は練習時間が少ないなど、チームとしては、競争の中で勝ち取るものだからユースにもなれば仕方のないことかもしれないけれど、最後の育成段階で個として磨きを掛けられないとするならば、それは、日本の選手層を厚くするためを考えたら損失にも繋がると思うよ。

また、さらなる新世代に、そのようなトレーニングが受け入れられるのかは判らないが、苦しいことを越えた時に何かが見える。これは、険しい人生にも、例えられるのではないかな。

毎回、綺麗なグランドでやるのも良いだろう。

しかし、そうでない環境でも、好きなサッカーをやるには変わりはない。

照明があろうと無かろうと

好きな奴は、どんな状況に置かれても好きだし、与えられた環境で、懸命にやる。

そんな、環境でも、高校や大学でバリバリ、綺麗な環境でやってきた面子と張り合い、ポジションを確保しているのもいれば、プロの世界で、ポジションを奪い、活躍している者もいる。

そんな面子が実際に存在していて、果たして環境のせいに出来るだろうか?

例えば、都筑区の東方グランドは、冬場は特に暗い。
暗闇サッカーそのもの。メイングランドは通路に街灯が気持ちばかりあるけれど、木の茂みに隠れてあまり役に立たない(笑)

そんなこともあり、キーパーはあまりにも可哀想だから気持ちばかり、狭いスペースの街灯がかろうじてある場所で練習していた。
そんな中でも、トレセン選手を最後には出したし、高校スタメンも出た。

環境のせいには出来ない。

そう振り返ると、メンバーのハートは素晴らしいと思う。

どんな環境でもやらなくてはならない、というハートが宿る。養う。

当時はぶつかり合ったが、
今となれば、仲良くなれるもんだね(笑)

もう、彼等は、当時の子供ではない。

芯を持ってやり続けた者は、やはり変わる。

前述したけれど、サッカーが素晴らしい、続けているから素晴らしいということではなく、越えた者は、どの社会でもやる。

どの社会で厳しさを味わっても、また、越えようとする免疫が中学生時代に出来ているということ。

それをもっと在籍メンバーに伝えて行きたいな。

OBとは、出来れば一生お付き合い出来ると有難いね。
爺さんになってもね(笑)

今夜も、オブリガードだね

関連記事

  1. 【育成日記】悔しさを、厳しさに変えて戦うことの意味

  2. 【育成日記】サッカーを上達させて行くには、精神面の向上が急務…

  3. 【ブログ/もっと熱くならないか!!】海外で養うべきもの

  4. 【育成年代のブログ】なんで気づかないんだろう?

  5. 【育成日記】メンバーよ、自分で起き上がれ!!

  6. 【もっと熱くならないか!】中学生の可能性と打ち込む姿勢