【育成日記】細かい意識から入る

土日、コロナの影響で、練習をoffにしなくてはならなくなってしまったけれど、意識はoffであって欲しくない。

昨日の練習のこと。

2人のメンバーを呼んで、改めて質問し、彼らはこう返事してきた。

(コーチ)
「個人的な目標があるか?」

(メンバー1)

「海外でプレーしたい」

(コーチ)

「つまりプロ選手と言うことだな?」

(メンバー2)

「プロ選手」

(コーチ)

「それは良い目標だが、俺から見たら、2人は目標が、ボヤけているのでは?目標を本気で掲げて日々行動しているとは思えない、伝わって来ないんだ。昨日のフィジコ、坂ダッシュでも、てっぺんまでダッシュせず、下りは急ブレーキを掛けて、通路に出るなと言われているのに、何度も通路に出てワンクッション入れるし、それほど他のメンバーより、限界までやってるようには見えないが、終われば大の字で、寝そべっているし、膝に手を当てて、他の後輩メンバーとさほど変わらないスタイルであるし、弱気な発言を意識もせずポロポロ出しているし、人一倍声を出して、存在感を見せろ!と何度言われても、行動に移さないしね。突っ込むスキがありすぎる」

2人は黙って聞いていたけれど、月曜日からの行動の様子を見てみよう。

やるなら本気で目指して欲しいし、先輩達を真剣に追って、追い越して貰いたい。

「目標はプロ」と言うなら、「どれどれ」と、こちらも、その自身の目標をリスペクトしながら、その目線で厳しく見て、言わせて貰うし、そこに少しでも近づくアドバイスをしたいから、甘やかさない。

いつも、言ってる。

大切なのは現時点のサッカーのレベルの良し悪しではない。現時点からこれから先の日々の意識の問題だと。

練習時のメンバーの行動、何気なく発している言葉の数々を一々、意識して聞いていると、人に何かを伝える、背中を見せる、グループでのポジティブな行動、発言、
ましてや、本気で将来の目標を掲げている人間とは、かけ離れた行動をしていることが多々ある。

このような場合、目標がプロと言うのは、幼児が夢を語るのとさほど変わらないレベルに感じてしまう。

目標がプロでなければ、目をつぶれることは沢山ある。まだ、中学生だからね。しかし、プロなら、せめて意識だけは、改革しないと。仮にそこまでのレベルに到達しなくても、それに近いレベルまで到達することは可能だと思う。それは、先輩メンバーを見てきて、確認済みだから。

Jr.ユースレベルから、強く意識すれば決して遅くない。1期生は12名だけ。
そこから、3名プロになり、1名はJクラブのオファーを断ったから、4名にはならないが、3分の1がそのレベルまで、成長しているのだし、最初からU12の段階で、トップレベルなメンバーはいないし、家には、そのようなメンバーは入団しないので、
意識さえ変えれば、不可能じゃないんだ!と言うことを、これからのメンバーにも、声を大にして伝えたいよ。

そのためには、意識。
自分はやってるつもりでも、人から見たら全然。

「手を抜いてんじゃねぇ」と指摘されて、そこで「なにくそ」とスイッチが入らないようでは、『プロを目指す』の最初の『プ』の字のレベルにも値しない。

逆に、現時点で下手でもそれがあれば、脈がある。

本気で目指している奴は、『手抜き』
『そんなんでいいんか?』とか目指しているものに対して、反対なことを指摘されると、普通ではいられなくなり、どこかで、修正するものだ。

何故なら負けず嫌いだからだ。
目指しているのもが、本当に、容易ではないことを、意識しているのだ。

言われて、修正するのだから、仮にそれが反抗的な態度でも、結果、話を聞いて、受け止めて修正してくるのだから、素直なんだ。

よく、世の中には、「ハイ」と、なんでも返事は良く、一瞬、好印象な者がいるけど、行動が前と変わらないのは、見た目は素直でも、実は、頑固なのもいて、変えない、修正しないのもいる。
素直じゃないよね。結果的には。だから、成長しにくい。折角、良い資質あっても、性格が邪魔をして、伸びない人は沢山いる。

態度はともかく、修正している者は素直。

選手になる以上、聞く態度はともかく、素直さないと、成長しない。

この2メンバーが、どうなのか?は検証の最中。

人数少ないから手を抜けないはずだ(笑)

新一年も伸びるよ。いつも、コーチの監視下にいるからね(笑)

とにかく、目標をしっかり定めて、覚悟を決めて欲しいのよ。

高い意識が集まれば、チームもおのずと強くなる。人数なんて、関係なくなる。

まず、1人、2人からでもいいんだ。

1つのことを、ずっと真剣に打ち込める時期ってそうそうないよ。

険しいし、上手く行かないから、それを越えようとする。

越えるとまた、次が来る。

人生、そんなことの繰り返しだと思う。

人数少ない。ハード面の環境の良し悪し。

そんなの関係ない。「プロ出てますから」ってCOJBだから、言える。
これは、変な驕りではなく、逆に、メンバーが証明し、教えてくれたこと。
最初のあのレベルでも、叶えられるんだな、やはり。って。まだまだ、このようなレベルで、驕れる要素もない。全然。

要は、意識なんだ。意識がそこになければ、そこには近づかない。意識するから、行動も変わる。

意識足りないから、自主トレもやったりやらなかったりになる。

日々の積み重ねをしないから、頭1つ出れない。

1日、2日やって、あとは指摘されて、また、1日、2日と、途切れ途切れ。

他の誘惑が勝ってしまうのだ。ゲームとかね(苦笑)

自分が、本当に必要だと思ってやらなければ、それは、自分の意識じゃないから、成果は期待出来ない。

やるなら、ボヤけて目指すのではなく、本気で目指して欲しい。

これは、Jr.ユース年代の人達、全員に伝えたいこと。「可能性は誰にでもある」ってね。

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