【育成日記】全ては、取り組む姿勢次第だ!!

目先の勝敗に焦点を置いてしまうと、単にメンバーに精神的プレッシャーを掛けるだけになってしまうので、やはり先を見据えて指導したい。

一体、何が足りないの?と問われるなら、

まず、人並みに蹴れ、止める、運ぶ、敵をかわす、繋ぐ。これが技術面の努力。

一度折れると、雪崩のように沈むメンタルの改善。負の連鎖を絶ちきるメンタルが欲しい。

チキショー、これ以上やられてたまるか!
絶対、覆してやる!

という、リバウンドメンタリティの欠如。

必ず、チームに数名存在するハズなのに、
それが、珍しいことに、ほぼいない。
0ではないけど。

逆境に立たされたら、それを反骨心で、跳ね返すより、負の連鎖で、ドツボにはまっていく面々。
立ち直る前に畳み掛けられてしまう
脆さが最大の弱点だ。

その代わり、勝負以外のボランティア活動などは、しっかりやり、優等生、いい奴ぶりを発揮する長所がある。
周囲の大人からも評判が良く、良い面々が揃っているのも確か。

しかし、勝負は別物だからねー。

言うならば、人を押し退けてでも、這い上がる。
勝負事とならば、じゃん拳でも負けたくないのは、大袈裟だが、負けたくない面子が極貧だ。

蹴る、止める基本技術が、やはり、対戦相手と比較しても、劣っている面子が多い。
足下のテクニックも、不器用な面子が本当に揃っているので、個で打開することが苦手。

これは、クラブの一番重視している部分だけれど、本当に蹴れない。蹴り方は、見本付きで指導し、動画も録り、違いも見せている。
解説は十分過ぎると思う。

しかし、こんな便利な世の中、インターネットで、いくらでも、勉強、研究出来る。
しかし、あまりやってない感じがする。

例えば。おもいっきり、遠くには飛ばせる。
しかし、中途半端な距離に、狙って正確に蹴れない。その場で、出来ないことをその時は悔しがってはいるが、練習後に、それを再度、繰り返す行動はない。

浮いたボールを動きながら、トラップ出来ない。
緩いボールなら何とか止まるが、ちょっと速くなると、コントロール出来なくなる。
10本やらせても、まぐれ的に1、2本は成功するが、継続性がなく、1つ1つが途切れるから、
技術と体力が一緒に身に付かない。

体育館練習に、参加するメンバー
優しい仲間同士、同じ意識レベル同士でいつも基礎メニューをやっていて、
急に、コーチとコーチモードで、メニューすると、休めないし、要求が高いから、
1メニューやったら、ヘトヘトなのが判る。

また、己が、いかに基礎がないか?を
思い知らされる瞬間でもあるのだ。

難しい、微妙な高さを、何回も同じ胸、胸より高い箇所に飛ばすから、収まらない。
ボールをあちこちに弾き、それをスピードで取りに行き、正確にパスを返さないと、追加追加で、やらなくてはならないので、体力だけが奪われていく。

これを、試合に例えれば、考える必要性はない。

トラップがデカイ。それを回復するために、ムダに走り、仲間も、守備に奔走するから、結局、メンバー皆で、ムダな体力使ってるから、肝心な場面で、体力がない。

キックが飛ばないから、途中で拾われ、
それを取りにいく体力を使う。

克服しないと。
相手の方が巧い。ではなく、元々、やれてないのに、それに拍車掛けて、努力しないから、
やれないだけなんだよね。

シュート練習も、恐らく、どこよりも、意識して、メニューに取り入れてるけど、
本当に、足に当たらないもんね(苦笑)

その前にボールを運ぶ能力が不足しているから、シュートまで行き着かない。

ならば、そこを重点に意識して、努力しないとね。

全てはユース以降だよ。

誰にも眼に留まらない選手では
個を強く育成しているなんて、恥ずかしくて、言えないよ。

Jr.ユース時代、チーム成績的には、
下から数えた方が早いくらいだったけど、
高校では、そこそこ大所帯チームでキャプテンになったり、強豪でもaチームに抜擢されたり、
そこそこ成果出してる先輩達がいるのだから、
今のメンバーが出来ないことはないんだよね。

やって欲しいね。

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