アジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)
に、COJB Jrユースの教え子の1人、
鈴木圭太が活躍しています。
先日行われた対 浦和戦にスタメンフル出場を果たし、決勝点に繋がるアシストで見事、首位浦和レッズを破り、逆転首位に躍り出ました。
雑草魂は、中学生時代に留まらず、
高校卒業してから、旧ユーゴスラビアの分裂した国の1つ、モンテネグロに6年間プレーし、プロとなり、2022年から、韓国Kリーグ1部、大邱FCと契約を結びました。
同国から、韓国リーグは、選手としては、
個人昇格になります。
浦和撃破の立役者として、周囲も
『ん?あの日本人は誰だ?鈴木圭太?』と、ざわついています。
ACLに出場するには、Jリーグや各国リーグでトップな成績を獲らないと、出場できないので、
Jリーグの経験もなく、サッカー留学からスタートした同選手は、まさに雑草魂なのです。
ここで、お話したいのは、子供達に夢を持って貰い、その夢を諦めずにずっと想い続けて欲しいと思っています。
鈴木圭太は、エリート、いわば、日本で言われる、Jリーグ下部組織出身でも、トレセンなど、地域を代表するような選手とは、全く違います。ごく普通のサッカー好き少年でした。
ジュニアユースも決して強豪ではない、
COJBを選びました。中学生でもトレセンには選ばれてません。
ごく普通のサッカー好き少年が、夢に向かい、コツコツと、己を磨けるチームを選択し、継続した結果が実を結んでいるのです。
大切なのは、どんなことがあっても諦めず、サッカーを好きであり続けること。
絶対に、夢を叶えるという強い気持ち。
それだけです。
周囲から下手くそ、と言われても、
スタメンでなくても、トレセンや、セレクションで1次審査で落選しても、「諦めない」という強い気持ちです。
ACLという大舞台に立った鈴木圭太や、
Jリーグ、松本山雅FCの宮部大己、YSCCの吉野裕太郎も、ハートのベースはここにあります。
サッカーレベルはごく普通の少年。
しかし、想いを強くし、行動すれば変身する。
そのことを体現しています。
育成年代の選手達、夢を持って頑張って下さい。
必ず光が見えてきます。
本日24日 20時キックオフで再度、浦和との対戦があります。
圭太のサイドには、日本代表、酒井宏樹や、
モーベルクといった攻撃力がある選手がいます。
このチャンスで、同選手達に仕事をさせなければ、更なるステップアップがあるでしょう。
プロの世界は本当に、きっかけ、
一回のチャンスをしっかり掴むか否かで、
道が分かれることが多々あります。
一時素晴らしくても、次ダメなら、
評価は下がります。
逆に、コンスタントに良ければ、代表候補にも一気にかけ上がる時もありますから、
なんとか掴んで欲しいですね。