【育成ブログ、もっと熱くならないか!!】己の印象は己で映し出していることに気付くこと。

僕は、子供達が、やがて大人の精神に成長していく上で、もっとも大切な時期は、中学生年代だと思っている。もちろん、小学生、高校生年代も発育していくには、大切な時期だけど
多感で、グラグラする年代は、中学生年代。

だから、中学生には、意図的に突っ込んだアプローチをすることがある。

人が見る自分への印象を作り出しているのは、結局、自分ということ。

キツイ走り込み練習をどことなく、避けてやらないメンバーがいる。

当然周囲から「お前、さぼりだろ?」と言われる。言われた本人は、気持ちが良い訳がない。

しかし、言う方も、言われた側の日頃の行いを見て、そう言っていることもある。
なんも、疑いがない行動をしている人に、
そのような言葉は出ないハズだからだ。

言われるのが嫌なら、自らそのイメージを自らの行動で、払拭するしかない。

言われたことに一瞬、腹を立てることもあると思うが、ふて腐れる方向に行くならば、自ら、そう思われない努力を心掛けた方が、
前向きだし、成長すると思う。

もう一人の弱い自分と向き合い、それを乗り越える習慣を身に付けることだよ。
これも、中学生年代でしっかりベースを作ることだ。

まだ中学生だから…と、周囲が甘やかせば、
大人になり、身体の見てくればかりデカくなり、中身が伴わないアンバランスな人になりかねない。

身体は一端にデカイが、中身は未成熟ということだ。

折角、会社に就職出来たのに、無断欠席、遅刻も平気でする。言い訳を作り出して、会社を休み勝ちになる。
会社から信用されるハズがない。精神的に未熟なため、いつまでも下っ端扱い、どんどん後輩社員も入社する。
しっかりした後輩社員なら、精神的未熟な先輩社員をバカにするだろう。

しかし、未成熟な人は、指摘した人間に憤慨する。自分が自分のイメージを日頃の行動で、作り出していることを顧みず、人を責めてしまう。だから、一向に、自らが成長することはない。

人は、歳を取れば取るほど、言わなくなる。
面倒くさいこと、また、言っても無駄だと思う人には、自然と指摘しなくなる。

しかし、中学生ならば、まだ言われも、
沢山恥を掻いたらいい、改める時間はいくらでもあるのだ。

周囲に、その、これからの若者のためを思って、指摘してくれる人が多ければ多いほど、
その若者は幸せ者だ。

やがて、大人に成長すれば、
その指摘が、感謝の気持ちに変わる。

その時が、本当に成長した時だ。

サッカーを通じた、若者達の育成は、
これからも続く。

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