【ブログ/もっと熱くならないか!】部活サッカー、クラブチームサッカー結局は…

本題に入る前に、W杯のことになるけれど、いかにして、この大会で予選ステージで3勝することが難しいか?はいつも思うところ。

日本、過去のドイツほどドイツではなくなっているものの、勝利したのは凄いこと。しかし、次はコスタリカにまさかの敗戦。そして、一番強いスペイン戦に持ち越し。

追い込まれた方が、いつもドラマを作る日本。却って良かったのではないかなと思う。スペイン戦で勝てるかはわからないけれど、良い勝負をすることは間違いないと思う。

ジャイキリしたけど、結局、サウジと共に予選敗退ではね。でも、それだけ、世界は厳しいということだから、それをどう進歩させていくか?だと思う。

その中で、僕は、その底辺の底辺の話をし続け、向き合っていきたい。

中学生になったら、部活より、クラブチーム?に前回も触れた。

地域によってはクラブチームより、部活の方が強いところもある。実際、jr.ユース連盟主催のリーグ戦に中体連チームが、参戦するケースはあり、実際に中体連にクラブチームが負けてしまうことも多々ある。流石に神奈川県では、上位リーグにはいなくなったけれど、健闘している中体連チームはある。

クラブチームは、中体連のチームに負けてはいけないというのは持論。部活は学校教育の一環だから、何かと活動にも制限され、練習量も試合も少なくなってしまう。毎年、4月が中学校生活がスタートし、部活も仮入部など、クラブチームが、4月から新1年生も活動がスタートしている時に、部活はスタートが遅れてしまう。

実際、部員が何名入るのかも判らず、自分達の年代で試合が出来るかも、スタートしてみないと判らない。

部活を選択する子には、いくつかのケースがあり、

サッカーは好きだけど、クラブチームに入ってまでやる必要はない、

少年チームの仲の良い仲間が、部活でサッカーをすると言っているから俺も・・・、

たまたま地域の部活が強いから、わざわざクラブチームに入る必要性がない、

顧問の先生がサッカー専門で中々評判が良い、

いくつものクラブチームのセレクションに不合格になった、

クラブチームには興味があるが、経済的な面で難しい、

など、クラブチームに行きたくても行くことが出来ない子もいる。

部活、クラブチーム、結局、多少制限はあっても好きなサッカーは出来ることには変わらない。

以前からブログでもコメントして来たけれど、部活を否定するというより、むしろ、クラブチームの存在意義として、一体何が部活と比較して違うのか?

僕はこっちの方が気になる。

クラブチームに入れば、まず、実力アップは当たり前であることは大前提だと思う。サッカー専門の指導者がいて、それに特化しているのだし、月謝が発生しているのだから。もちろん、クラブに入ったからといって、本人の意識がそれほどでなければ、部活に入ろうがクラブだろうが実力はさほど変わらないだろう。

でも、中学生の間では、正直、判らないよね?
部活に入ったら・・・いや、クラブに入ったらあいつは巧くなった・・・とか。

U12時代、本当にサッカーが下手で、8人制の試合では、いつも控えで、ろくな試合経験も積めなかった子が、クラブチームに挑戦し、大変身した、というケースがあれば、やはり部活より、クラブと立証できるかも知れないけれど。

また、そもそもU12時代に下手だと自覚している子が、Jr.ユースのセレクションに受ける気持ち
が、Jr.ユースのセレクションに受ける気持ちがあるのか?また、本当に、メンバーを選抜しているクラブが、その子を合格させるのか?って言ったら、それは難しいよね。

そのような子でもセレクションをいくつも受ける気持ちがある子も僕は見たことがある。その子は、Jクラブ、街クラブ強豪ではなく、強豪ではないけれど、セレクションを実施している街クラブのセレクションを受けて、全部不合格になったと言っていたから、僕のところで受け入れいれようと思って声を掛けたけれど、結局、部活を選択してしまった。僕らは、そのような子を、3年間じっくり鍛え上げて、高校でもしっかりモチベーションを持ってサッカーに打ち込めるための、指導、声掛けを過去から今日までやって来ているから、むしろ、得意なケースなのだけど、結局、その子にはふられてしまった形だ(笑)

その子が、部活でサッカーを続けてくれ、サッカーがいまでも楽しい、楽しかったの過去形でもいいけれど、部活で後悔していなければ、それは、それで良いこと。

クラブチームの存在意義って、その時期、その場で試合に勝った負けた、試合に出た、出ないなどだけで、一喜一憂することだけでなく、やはり、クラブチームに入れたからには(もちろん、本人の希望で入って来たのだと思うけれど)高校に推薦でいれて終わりじゃね。

結論、なんでも本人が決める事で、周囲が決めることではないけれど、J下部、街クラブ強豪に入らなくても、ユース年代でのサッカー継続はもちろん、それ以降も目指せる選択肢や、希望を、メンバーに持たせてあげ、時には、導いてあげる指導も必要だと思う。

ジュニアの指導者は、J下部、街クラブ強豪にいれて、それが自分達の実績で、Jr.ユース指導者は、強豪高校に推薦で入れて・・・で、それが実績で始終しているならば、ちょっと存在意義としては小さいものだと思ってしまう。

前回にもコメントしたけれど、結局、

部活→高校サッカー、クラブチーム→高校サッカー これが終着点になるケースが大半。行き着くところが一緒ならば、高校で、部活出身者とクラブ出身者と比較された時、後者は前者よりも個で、抜群に上回ってないとと思う。

それだにスポットを挙げるならば、それ。

街クラブ強豪ではないのであれば、強豪でないなりの「何か」をユース年代に個として手土産に持っていってもらわないと、Jr.ユースクラブの存在意義の厚みとしては、薄いと思っている。

強豪クラブでないクラブ、リーグでも、大会でも下から数えた方が早いという街クラブから、例えば高校、それはクラスはこの際良しとして、強豪クラブ出身のメンバーと同じチームになり、同等のレベルか、それ以上の評価を貰って、いわば、立場が逆転しているのを聞くと、素朴な喜びではある。

何故なら、下のリーグを這っていても、ユース年代で、露出する個を積み重ねたという一つの形ができるから。もちろん、本人の頑張りがあってのことだけど・・・。

サッカーエリートは挫折に弱い。しかし、下から這い上がって来た、雑草は踏まれてもまた、起き上がってくる。

エリートはエリートでそのエリート用のクラブがある。そうでない方か圧倒的に多いのだから、その後者をいかにして、エリートの中に入れた時にも、負けない技術とメンタルをいかにして、街クラブが育て上げるか?

これが最も、日本のサッカー界の将来に必要なものではないかな?と思う。

それが将来の、日本代表の選手層に繋がっていくのだから。

だから、役割があるっていこと。J下部は、地域の最優秀選手をセレクションで選択できているのだから、トップにさせることが至上命題。

街クラブ強豪も、次に優秀な選手を選抜している。

それ他は、まだ、小学6年生の段階では芽が出ていない子を、各々分散して、育てて行くのだから、それはそれで責任を背負って、上に引き上げて行く役割があるということ。

結局、日本のサッカー選手の層を作り出す土台は、少なくても小学生も高学年、中学生年代はその最たるもの。

チームで上位にいけないのであれば、個を育て上げて、より上のレベルでやれるような導きをすることが、Jr.ユースクラブの役割であると僕はずっと思っている。

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