【選手募集/ブログ】新中学1、2年生を若干募集します。Jr.ユースを正しく選択する知識を公開しています!

いきなり、長話になってしまいますが、特に保護者の方々に少しだけ知識として頭の片隅に入れておいて頂きたいことがございます。

「どのクラブを選択するのは、子供に決めさせている」大半の親御さんはそう答えます。

はい、それは、正解であると思います。親が子供のクラブ、進路を決めつけてしまうのは後々良くないことも起こる可能性もありますから。

しかし、選択をする上で、大切なお子様を大切な中学生の3年間を預ける上で、クラブチームの事情を最低限知った上で選択して貰うことが好ましいと思っています。

中学生年代はサッカーだけでなく、あらゆることの土台作りの年代です。この3年間は物凄く貴重な時間でなくてはなりません。ただ練習・試合をして、勝った負けたと言っている年代ではないと思っています。子供達はやがて人として子供から大人になって行きます。サッカーを通じて、人としての形成も並行して成長することが大切で、この中学生年代とはそのことを形成する大切な時期であること。

ですから、「セレクションを受ける」「合格貰ったからそこに行く」勿論、最終的な判断はお子様が決めるとしても、やはりまだ小学生です、本当にそれで良いのか?という疑問は、やはり、お子様の最大のサポーターである親御さんが、吟味される必要があると思っています。

そのことについて、ある程度の情報、知識があるのと、全くなしでチームを選択するのとでは後々違うと思います。何故なら、一度、正式に入ってしまったら、そう簡単には抜けられないからです。

「部活ではなく、クラブチームが当たり前」という風潮はありますが、そのクラブチームもそれはそれで、「育成」を考えた時、慎重に考えなくてはならない問題点が存在します。この問題点を、1つの情報、知識として片隅におかれながら、お子様の進路を決められることをお勧めします。

人は、何かを選ぶ時に、人が多く群がるところにどうしても行きたがる傾向が心理的にあるようです。行かないと、選択しないと、もしかして損をしてしまうのではないか?

不安な心理状態に陥りがちです。

ただそれが、商品の購入であれば、ある意味仕方ないのでしょう。

ただ、それが、大事な子供の進路となるとどうでしょう。

人が多く寄る場所だから、良いものというイコールには決してならないのが、このサッカーのジュニアユースの世界です。

先にも挙げた「セレクションに合格したから・・・」ですが、そのクラブは、県下のトップクラスでしょうか?100名以上参加したセレクションで合格したのは、それは嬉しいと思います。では、そのクラブは同学年で何名の選手を獲得すると思いますか?100名集まって、1チームしか設けないチームであれば、それは、本当に選手を厳選して、育成しようとしている可能性があります。

勿論、100人中、20名しか獲得しなければ、80名を不合格にしなくてはなりません。クラブの心情としては、苦しい選択であると思います。しかし、他にもクラブは沢山あるのです。港北区、緑区、青葉区等々、この地域は県下でも激戦なぐらいJr.ユースのチームが存在します。

1つの話題クラブに引き連れて行くのではなく、もっと、そのクラブも含めて、1つ1つのクラブの事情や情報を収集してからでも遅くないと思います。

その情報収集は、子供には難しいと思います。そこは、保護者の皆さんの出番ではないでしょうか?

仮に、セレクションを受けたクラブから合格を貰って、そのクラブに決めたとしましょう。

お子様は勿論、親御さんは、そのクラブのどれだけの情報をキャッチしておりますか?

チームの強弱は、サイトを調べれば解ります。恐らく、色々なサイトを見て、クラスの上から順番にセレクションを受けている傾向が年々あるのは窺えます。また、その他、子供の担当する指導者はどのような人が担当するのか?どれぐらいの人数を何人の指導者で指導にあたるのか?全学年で何名獲得するのか?知って置いた方が良い情報が割とあります。

それは、お子様の、ジュニアユースの先のユース年代にも影響が出るからです。

「経験値」や、ユース年代に行ったら「中学生年代でしっかりと指導されて来ているのか?」を問われてしまうからです。

特に育成という視点でJr.ユースは見なくてはいけないと思う中、そのクラブが、セレクションや、内部昇格者がいるとしても同年代に何名獲得するものなのか?これは割と大切だと思います。

また、ポイントは、2、3年生が何名在籍しているのか?も気にかけてみると、同学年を飛び越して試合に出る「飛び級」の可能性も判断ができます。

「飛び級」とは、同年代だけでなく、上のカテゴリーで試合に出ることを意味します。この飛び級も2階級上のカテゴリーで、試合に出るチャンスは中学1年生の時期しか訪れません。

大袈裟に思われるかも知れませんが、サッカーは常に、世界基準でまわっています。日本サッカー協会やその傘下の都道県協会も、世界基準を指針にして発信しているので、底辺もどんなレベルであろうが、それを基準にして物事を考える必要性があると思っています。その中で、「飛び級出場」は、必要だと思います。

年上の試合に出て、自分よりも身体の大きな選手達に挑む。最初は敵わなくても、徐々にそのスピードに対応できるようになって行きます。海外で、上にのし上がって来る選手達は、殆どが、育成年代から2つ、3つ上のカテゴリーで試合に出て厳しいレベルで揉まれながら経験を積んで露出しています。

ジュニアユースのレベルで現実的に考えますと、トップリーグ(1部、2部)で同年代の試合経験を積むこと。これは、セレクションでより優れを選抜しているのですから、選手同士で勝手に競争してくれます。チームメイトもレベルを持っていて、リーグレベルも高いので、下位リーグの飛び級で試合に出るよりもスキルは上がるという考え方は決して間違いではないと思います。

しかし、トップリーグのセレクションにパスしなかった選手が、次にどこのクラブに眼が行くかというと、大概は、そのすぐ下のクラスのクラブになります。つまり、グレードを少しずつ下げる方向で考えると思います。

しかし、その考えに、もう1つ視野を加えてみてはどうですか?ということです。

個のレベルアップということに焦点を当てた時に、「飛び級」で試合に出られる可能性があるか否かを探るというものです。

次の選択対象チームが、少人数制で運営しているチームであれば、飛び級もあるかも知れません。しかし、1学年に20名以上も在籍しているチームの場合は、よほど目立つものがないと、飛び級の可能性はかなり下がります。

大人数のチームは、同年代で2チーム分けをしているケースがあります。2チーム分けをするということは、同学年に30名以上(1チーム最低15名エントリーが必要)の在籍選手がいないと2チーム分けは連盟の規則で出来ません。3チーム分けをするということは、同年代に45名在籍することになります。その2チーム出しが、どちらも下位リーグに所属しているケースがあります。ちょっとこれでは個のレベルアップとなると難しい気がします。

まず、a、bチームにチーム内で振り分けられます。aチームに入れば、稀に、先輩のカテゴリーの公式戦に呼ばれる機会はなきにしもあらずですが、bチームになれば、まずその機会が訪れるのは困難であると思います。

また、セレクションに合格したので、入ってはみたが、指導が行き届いていなく、これなら部活の方が良かったなど、後悔してしまうこともあるようです。

スタートした時期は、同学年を多く獲得したチームが、リーグに2チーム、3チーム出しをしているケースが多いのですが、学年が上がるに連れて、3チーム出しが2チーム、2チーム出しが1チームに減っていることがあります。これは、途中で退団者が出て、人数が規定に達していないためにそうなっていると思います。人数の問題で退団志望者が出るとということでは必ずしもありませんが、結局のところ、人数が多ければ、その分、指導者の数を増やさなくてはならなくなります。増やさなければ、子供達に指導の眼が行き届きにくくなります。ましてや中学生年代です、多感で、精神面でもぐらぐらする時期です、ただ、サッカーだけやらせていれば良いという年代ではありません。

一見、「人数が多くて賑やかそう」「競争が出来る」

前述しましたが、確かにある程度競争は必要です。競争も横の競争(同年代)はだけでなく、縦の競争(年上)があってしかりなのです。高校も強豪など、ある程度サッカー部に力を入れているチームであれば、おのずと、競争はやって来ます。ですから、それに慣れて行くというよりも、ジュニアユースで試合経験を積んで、ユースではその競争に経験で打ち勝っていくという考え方もあります。飛び級に慣れて置くというように。

例えば、1学年40人近く在籍していて、a、bチームに振り分けます。2チーム20名ずつエントリーして、リーグ戦に出場するのは、スタメン11名+数名。仮にbチームに振り分けられ、さらに、bチームでもリーグ戦に1分も出られず、遠方の試合会場から帰宅するのです。しかも、それが同年代の公式戦です。

「飛び級」どころのお話ではありません。

この現象は、受け入れる側の問題もあるかもしれませんが、むしろ、そこに集まってしまう方にも問題があるのではないかと思っています。

「セレクションに合格したから・・・」と、そこに釣られ、何も内情を判らないままそのクラブに入る。セレクションに合格して、全ての費用が、免除になるシステムなら、本当にセレクトされたのかも知れませんが、合格しても、同じ費用を支払うのであれば、bやcチームになってしまった子は、本当に戦力として合格させて貰ったのかも疑問に思わなくてはなりません。

今や、クラブチームも、多くのメンバーを獲得している場合aチーム以下は「月謝要員」という言葉まで飛び交っているのも事実です。

これが果たして協会及び各機関が掲げている「育成」と言えるのかは疑問です。

海外、特にブラジルの育成年代の例でいえば、aクラブてチャンスがないなら、直ぐにbクラブにチャンスを求めて移籍します。裏切者とか、そんな言葉は気にしません。試合に出て、自分の価値を上げて行くことがどれだけ大切であるかを子供自身、保護者も知っているからです。

飛び抜けて巧い子は、もしかすると先輩を差し置いて、飛び級で公式戦に出るかもしれません。しかし、一見、そうでなさそうな子でも、上で起用して見たら、実は面白いプレーをする子は割といます。それを育成の世界では「発見」といいます。この発見が大切ですが、この発見の可能性も下がってしまいます。

巧い子は誰が見てもそこそこ巧いのです。人数が多すぎると、この「発見」の機会が薄れてしまうのです。何故なら、巧い子は巧く、最初から目立つからです。しかし、そうでない子にも面白い子はいます。しかし、その機会が訪れなければ、一向に「発見」はありません。

上のリーグにいれば、どこの指導者も降格は避けたいのは当然です。その地位を維持しなくてはならなくなります。そうなると「発見」を試みている余裕はなくなります。

一見普通レベルと思っていた子が、試合に出すと、意外なプレーをする子がいるのです。そのような子を伸ばすのもスカウト、指導者の仕事です。

しかし、あまり人数の多いクラブを選択してしまうと、同年代にも、上にも多くのメンバーがいれば、

その機会(飛び級)が与えられることはほとんどないと思った方が良いでしょう。

子供達の可能性を限定されてしまうことは「発見」に繋がりません。

発見に繋がらないということは、日本のサッカー選手の層を狭めていることにも繋がってしまうのです。

日本の親御さんは、自分の子供のサッカーの能力に対して過信している人はあまりいないように思います。また、言い方を換えれば「よく判らない」ということもあるかも知れません。

ジュニアユースクラブの存在意義は一体なんでしょう?

部活よりは専門的で良い。活動日数が多い。しかし、これは存在意義ではありません。

日本サッカーの将来を背負う若者を発掘、育成するためです。各地区のトレセンの主旨にもはっきり記載されています。「神奈川県サッカー協会では、県および日本を代表する選手の育成」と。

しかし、実際はその主旨からそれている傾向も無きにしあらずです。

その一部が前述した理由です。

もし、お子さんが、最寄りのジュニアユースクラブで、クラブを選択する場合は、同年代で公式戦に出れそうなクラブではなく、1つ、2つ上のクラスで公式戦に出れそうなチャンスのあるクラブを優先的に選択肢にいれることも知識として持って頂いて欲しいと思います。

もし、県下でもトップクラスのクラブにセレクションに合格したならば、その選択も良いと思います。巧い子が沢山集まっていますし、厳しいリーグで戦うので、均衡した試合の経験が積めます。

折角、高い費用をかけていくのです。

決してこのようなクラブがダメということではなく、皆、固まって同じクラブに集結しなくても、一歩離れて見てみると、お子様に適したクラブが地域にも多くあるという事を知って貰いたいのです。

その上で、本当に身になりそうなクラブを選択して欲しいと思います。それぞれのクラブがしっかりとした方針を持ち、運営しています。1つのクラブに偏らずにバランスが取れ、地域で均衡したレベルを保てば、個々の選手達のチャンスも多くなり、育成もバランスが取れ、地域から良い選手が輩出される可能性は高くなると思います。

実際、どのクラブが飛び抜けて凄い環境を提供している訳ではないと思うのです。立派な施設を所持し、ハイテクのシステムを導入している等。

単に、そのチームがどのクラスに所属しているのか?だけの違いだと思います。

皆さんがまだ知らないクラブは沢山あると思います。

あとは、前述しましたように、例えば、1つのクラブが沢山、人が集まっていて、セレクションしているから、そこのセレクションを突破するというある種の現象的なものでクラブを選択してしまうというもの。

これだけで選択してしまうのは本当に勿体ないことです。

ですから、COJBでも、新1年生、2年生の新メンバーを数名募集しています。

部活選択していた子が、やっぱりクラブに入りたい、しかし、もう、どこも入れてくれないだろう?と思って諦めている人は、ご連絡下さい。

まだ4月がスタートしたばかりですが、既に新年生3名が、U15リーグ、つまり2つ飛び級でデビューを果たしました。

そして、勝利しました。

通常ではあり得ないことだと思います。

まだ、スタートしたばかりで、年上のリーグに参加できるのは。

「発見」がありました。

興味のある方は、info@mundo-do-cojb.comまでご連絡下さい。

詳細をご連絡させて頂きます。

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