【育成日記】芝生サッカー教室in保土ヶ谷サッカー場

COJB のメンバーへの社会活動の一環として、
20年近くに亘るボランティア社会活動の1つ

「親子ふれあいサッカー教室in保土ヶ谷サッカー場」

美しく整備された芝生のグランドで、三連休最後の日を身体を動かして終えるファミリー。
今回も、告知してから2週間で、150名の定員オーバーで先着120名に絞られた模様。(心中だけど、Jrユースのセレクション募集掛けてこの結果だと、また嬉しいが…まず、120名なんて面倒見切れないけど・笑)

20年を超える保土ヶ谷公園の芝生ふれあいサッカー教室

過去には、参加者よりもスタッフの数の方が多い時もあったくらい、参加者の少なさにモチベーションを保つのが大変だった時期もあり、年3回、COJB としては、リーグが重なりメンバーが参加出来ない事もあったが、スタッフとしては1度も欠かす事なく、今日に至る。

保土ヶ谷公園の、数多くのイベントでは、このサッカー教室が最長寿イベントになるそうだ。

中には東京の三鷹から参加した親子もいた。
参加者の内訳は下は3歳〜最年長は91歳。

このサッカー教室に、COJB のメンバーは、設営からスタートし、参加者をしっかりおもてなしし、サポートする役割の中で、一般の方々にどう立ち振舞が出来るか?かが、この社会活動のテーマである。

サッカー教室のスタッフは、神奈川県公園協会主催で、協賛は、神奈川県庁サッカー部、日本芝草学会、日本大学芝生研究会とCOJB で取り仕切られ、COJB は、サッカー教室を担当している。

U13メンバーは初めての体験となる本イベント。
右も左も把握してない中での社会活動。

大人のスタッフに混ざり、イベントの説明をリーダーに選出されたジュニアユースメンバー3名がスタッフミーティングに加わる。

サッカー教室の後に実施している、幼児クラスの運動会のコート、小1〜小6のミニゲームコート、保護者だけのミニゲームコートなどを設営。

リーダー3人は、スタッフミーティングで役割分担を把握し、早速、設営に入る。
ミーティングでどこまで把握したか判らないけど、ピッチに入り、その後をコーチは様子を窺った。

このリーダー3人の中に、もしリーダーが1人存在したならば、まず、最初にやることは、
代表してスタッフミーティングに加わった人間とすれば、バラバラに散っているメンバーを集合させて、まず、これから何をするのか?を伝えて、
役割分担を与えるリーダーシップが必要で、それを期待し、観察していたが、残念ながらそれがなく、3人一緒に、ゴールを運ぶために、ゴールまで一直線にまっしぐら、メンバーを集める指示はなかった(笑)

そのことにより、結果、初めての体験のU13メンバーは、コーチに何をするのか?どういう風にコートを作るのか?で、マーカーを持ってウロウロしている状況になっていた。
1部は、クラブの横断幕を貼っているメンバーもいたが、それ以外は手が空いていた状況。

この辺は、これから新チームを引っ張るであろう、面子が2名程いたため、アドバイスが必要だと思ったね。確かに、グランド内でも、まだまだそのようなリーダーシップはないものだし、必要だからね。

それでも、県庁のスタッフが、
「いやー、メンバーの子達、素直にテキパキと動いてくれますよー、感心します」とお褒めの言葉。

チームの外部の人達が、メンバーをそう評価してくれるのは、素直に嬉しいものだ。この活動の意義が出てくる。

近年は、サッカー教室本題の前のウォーミングアップは、メンバーにやって貰うことにしている。
サッカー教室最後の経験として、アオトと蓮太が、手を挙げたようだ。
蓮太のマイクパフォーマンスとアオトの見本、
アップ内容の評価としては「うーん」って感じなところはあるけれど、その中での役割分担はしっかり出来ていて、一生懸命やっていたのが印象的だし、評価出来る。

コーチがサッカー教室の音頭を取り、メンバーは散らばり、小さな子供達の面倒を見るのだけど、しっかりと一緒にやってあげたり、説明してあげたりと、面倒見の良さが目立っていた。
子供達もメンバーに懐いている様子も窺えた。

参加者には、いつも感想を書いて頂いているようだけれど、中には「中学生のお兄さん達の行動が凄く良く、子供も楽しく過ごせた」と言う内容も近年は目立つ。

確かにメンバー達と小さな子供達のふれあいを見ると、コーチとしても微笑ましい(笑)

参加者は今回も楽しんでくれたと思う。

こうしたイベントを通じて、チーム以外の大人から、立ち振舞を見て貰い、評価して貰えるのは、
メンバーには、サッカー以外にも伸び代が十分にあることの証明でもある。

中々、新規メンバーを集めるのが年々苦戦なっていて、クラブとしても、大きな一手を打たなくてはならない状況になっているけれど、
サッカー選手だけを作るためにあるサッカークラブではないことを、もう少し世に広めたいし、多感な中学生年代には必要な事なのでは?と思ってしまうのは自己満なのだろうか?

次は卒団式の3月20日にこのイベントをやる予定。

良いサッカー教室、良い卒団式になることを願いたい。

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