13リーグも、厳しい試合が続くけど、
やはり、ファーストステージで、体格差、スピードに対戦相手によっては差があったけど、
じわじわっとだけれど、基礎の反復が、
試合での技術ミスを減らし、身体も成長して来ているから、+αとなり、対抗出来るようになって来ている。
今は、U13スタート当初、体格差、スピードで負けていたチームに、同じ負け方はしないと思う。
まだまだ、正確な技術や、1人1人のサッカーアイデアは全然物足りないが、
地味に繰り返していることが、成果となる時はやはり嬉しいものだ。
全員が、しっかり止め、蹴れること。
それでいて、もともとある足の速さなのか?強さ、足下のボールタッチ、ドリブル、キックなのか?個性はどんどん伸ばして欲しい。
金太郎飴(皆、同じことしか出来ないこと、切っても切っても同じ顔)のような育成はしたくない。
ところ変わると、個性が発揮出来ない選手。
日本では、本当に多い。
チームが勝つための練習をすれば、おのずと、
個の練習は出来なくなる。自主トレで補うしかない。戦術練習に固執すれば、戦術次第で、個を消さなくてはならない。
中学生年代の全ては、ユース年代から個性を発揮して、更なる高みを目指して貰うこと。
ユース年代三年間でサッカー真剣勝負に区切り…では、日本サッカー界の選手層は薄いままだ。
超高校級、規格外レベル
いままで、どれぐらいいて、どれぐらい、上で活躍しているか?
マスコミがもてはやしたままの選手になっていれば、今頃、世界で戦える日本代表が、
ブラジル代表とは行かないまでも、何チームも作れるくらいの選手層になっていると思う。
ダメなんだよ。育成年代から意識変えないと。
選手だけじゃなく、取り巻く周囲も。
それぞれ、指導する人には役割がある。
もともと、現時点の資質を選びたいだけ選べる立場なら、その選手をトップに持って行かないと。
選手を選べない立場で、手元にいる選手をどこまで成長させられるか?
圧倒的に、確率は下がっても、そこから、数名でも、トップの仲間入りが出来れば、
もともと、あのままなら、埋もれてしまった選手を、引き上げているのだから、日本の選手層を上げることにはなっているハズだ。
現在の日本代表メンバーでも、すべての選手が、小さな頃からエリート街道を歩んでいた訳ではない。むしろ、正反対な選手もいる。
人の人生、いつ、どこで、どうなるか?は、判らないが、周囲が、希望を持たせる意識付けはする必要があるよ。
小学生、中学生年代に
「お前は無理、下手」と、頭ごなしに、決めつけることを、親がしているのを耳にすると、
頭が痛くなるよ(苦笑)
また、そのような人が、育成に関わっているとなれば、日本の育成も、このままだ。
日本は、サッカーは全然文化ではないし、
育成年代の可能性を見極める眼を持つ人は、
限りなく少ないのだから、黙って、応援してあげて欲しいよ。
話しは、大分、それたけど、
持って生まれた身体能力、また、さほどそれはなくても、技術の中身や、ハートを伸ばせば、
対抗出来るということ。
これは、慰めでも、気休めでもない事実だ。
うちには、エリート、ダイヤは来なくても、
ユース年代で、しっかり与えられた環境で、中心選手になって、チームを引っ張っているのを耳にすると、少しホッとする。
Jr.ユース時代に、際立ったチーム成績もなく、
トレセン選考会に推薦しても、一次さえ、パスしなかったメンバーが、ユース以降、活躍しているのを聞くと、嬉しくなるよ。やはり。
最初のベースがベースだからね。
個を伸ばす、チームとして、大人数チームを苦しめる、強豪を撃破する。たしかに、これは、
チャンピオンを目指すのも、良いが、
目先のモチベーションとしては、持って置きたいところ。