2022年プロリーグを拝見するのも、また、楽しみが1つ増えました。
J3リーグ2022年シーズン、第2節目で、もしかするとCOJBのOB対決が実現する可能性があります。YSCC横浜 × 松本山雅FC =吉野 × 宮部の対戦。
そして、この度、新しく入って来た情報は、鈴木圭太 COJBU15の4期生が、旧ユーゴスラビアの一角、モンテネグロリーグから、日本のお隣の国、韓国リーグ(Kリーグ)に移籍が決定し、より身近に情報を得る機会があります。
大邱FCは、昨年のアジアチャンピオンズリーグで、J1の名古屋と、川崎を苦しめた韓国ではトップレベルのクラブです。全く、Jリーグでプレーした経験がなく、高校卒業後にずっと海外プロ挑戦をし、プロという夢を叶えた後、着実に力をつけて、昨年はヨーロッパリーグ予選にもフルで出場し、成果が現れていた中、今回の話になり、いきなり、Jリーグでいえば、J1の上位クラブに移籍して来たものと同等の話になります。これは、簡単なことではありません。
彼も、吉野、宮部同様、トレセンなどとは無縁な選手でした。COJBに所属していた時代も、Aチームで中心選手の1人ではありましたが、私が指導させて貰っていた「這い上がりクラス、今野塾」で、みっちり練習していたのも忘れません。ブラジル遠征では、現地のプロ下部と対戦した試合で、鎖骨を折り、青ざめた顔で、パスに乗って、そのまま医者に連れて行った時のことを、今でも憶えています。元々、海外志向が強いメンバーであったことは間違いありません。
やはり、彼の経緯を拝見していても、地道に強い思いで、臨めば叶う夢はあるのだと改めて思います。
家のメンバーだけでなく、育成年代の全ての人達に、強い気持ちを持って夢を持って日々取り組んで頂きたいと、改めて思います。
彼の新チームでは、同じポジションに韓国代表がいるということなので、やりがいが半端ないと思います。是非、勝ち取って、アジアチャンピオンズリーグで爆発して貰いたいですね。本当に楽しみです。
以前、彼が送ってくれたメッセージを思い出し、ここで改めて掲載します。
応援宜しくお願いします。
「今プロリーグで戦えているのは間違いなく中学生の時にcojbで培ったものがあるからです。 cojbは、チームの戦績より個々の育成に重点を置いてくれて選手一人一人としっかり向き合ってくれました。 小学生上がりの荒削りだった基礎(フンダメント)を一から叩き込んでもらい、大きな相手にも負けないプローテージを教えてもらいました。 そして中学2年生の時に行ったブラジル遠征の経験は衝撃的でした。 一つ上の学年のセレソン(代表)率いるフラメンゴU-15と試合したことは忘れたことがありません。 この経験なしでは、プロまでたどり着けなかったと思います。 中学年代でチームの結果より個々の成長を優先してくれるチームでサッカーができたことが本当に自分にとって大きかったと思います。 」
(鈴木圭太)