この体育館から、いや、このクラス、言い換えればJr.ユース混合練習から数名のプロが誕生しているのだけれど、何故なのか?を振り返って見るときがある。
現在は親が色々な特徴のあるスクールをネットで探して、フィジカルならここ、技術ならここ、レベルの高い子が集まる中でやらせたいならここと、週にいくつものスクールに通っている子が多いということを耳にする。
確かに1つのスクールに収められないから、色々なところに通っていると思う。
これを1か所にまとめられないだろうか?という考えが、この体育館練習でもある。
【スクール】というフレーズはとてもマイルドな印象。
COJBの月曜日はJrユースのメンバーの個を磨く自主的な練習の場でもあるけれど、
マイルドとはちょっと遠い。ひと昔前はもっとハードで厳しい環境だったと思う。
ただ、今も、小学4年生から中学生、時に高校生やプロまで参加する異色な【スクール】というよりも【道場】と言った方が相応しいネーミングかもしれない。
真剣に基礎技術を繰り返し、身体の使い方を覚える。
ボールを使用して走るから、体力も消耗する。
コーチが端から端まで視ているため、手を抜けない。
最後は年上と対戦してゲームで締める。
まだ、まだシャイだね。小学生にとっては失うものは何もない。
自分のプレーを思いっきり出すべき。ボールは待っていてもこない。
黙っていたら、ボールに触れる回数はおのずと減る。損をしているのだ。
セレクションなんか行くと、積極的なプレーヤーにどうしても目が行くもの。
フリーでチャンスなのに味方が自分に気づいてくれない。でも当たり前、皆が皆、顔を上げてプレーできる分けではないからね。むしろ顔を上げてドリブルしている子の方が少ない。
上に選ばれて行くプレーヤーの特徴の一つとして、常に周囲が視れていることが
着眼点になる。
もっと自分を出せるような環境にして行きたいとは思うけれど、自ら動いて欲しいね。