人間、一度しかない人生に夢を持ってチャレンジしたい人を馬鹿にしたりする人がいるなら、それは挑戦することを恐れて行動しなかった自分を恥じるべきだ。
jリーグの存在しない時代に、
ブラジルへ渡りプロになると言ったら、
「18歳で行っても遅いね」
「そんなの無理」
と、ちゃちを入れて来る奴もいた。
今でも忘れはしない。
確か彼は、近隣の中学校の部活に所属していた奴で、あの当時には珍しく、ユース年代では、近隣のクラブチームに入りサッカーを続けると言っていて割りと本気モードでサッカーしていたと思う。
どこで、どのような知り合いになったかは、憶えてないけど、部活の選抜会(トレセン)で知りあった奴と、携帯電話のない時代に、家の固定電話で、マジモードで、
この彼とやり合った記憶は鮮明に記憶がある。
「お前、無理、無理」
「ぜってぇプロになってやるよ」
など、少なくとも1時間以上はそんな話をして、親にいい加減、電話切れと言われたことも憶えている。
自分がプロになれるという絶対的な自信は正直ないんだな。だって未知の世界だからだ。
ましてや、怪物が揃う、サッカー王国ブラジルだ。jリーグのない時代に、普通はそのような発想にはならないよね(笑)
でも、
「18歳であっち(ブラジル)へ行っても遅い、プロは無理」って外野は言うが、
あたかも、相当にやれる自分がチャレンジしてもダメだったから、経験を通じてそうアドバイスするなら、まだ、聞いてあげても良いけど、
チャレンジ、そのようなことも思い付かない奴が、どんなアドバイス、根拠を持ってそう言うことを言っても、所詮、チャレンジする発想や、勇気がない奴の遠吠えに過ぎないんだよ。
自分、やりたくてもやれない事情があるなら、チャレンジする奴には、
「頑張って来てくれ!」の一言でいいんだよね。
でもね、チャレンジもしない奴に、
何の根拠で、そうぬかすのか、判らない
奴がいるから、それを覆そうと思ってしまうんだよ。
変に利口な人って、自分と周囲を比較してしまい、
「あいつトレセン選ばれてて、俺、選ばれてない」
「あいつj下部合格して、俺は落ちた」
だから、俺なんてプロは無理=諦めて別の道に行った方が利口とね。
また、周囲もそう促すんだよね。
だから、バカな方がいい。
バカって語弊あるけど、
悪い意味じゃなく、芯があるかないか。
なると思ったら、なりふり構わないんだよ。
誰が何と言おうと俺はプロになるとね。
「あいつバカじゃねぇ?頭おかしい、クレイジー」って陰口叩かれてもそれもバネにするバカさだな。
王国で、18でブラジルに行き、
自分の基礎力の無さに、カルチャーショックを受けたけど、二十歳で夢叶った時、
俺にチャチャいれた人間に、
何故か、素直に「オブリガード!(ありがとう)」って思えたんだよ。
君たちの愛情のない、バッシングのお陰でバネになり、あらゆる壁を乗り越えられたとね。会ってお礼も言いたかった。でも、本人は俺に会いたくなかったと思うけどね。
人に騙されても、達成する気持ちしかなかったから。
だから、目指したいなら、誰が何と言おうと、やればいい。
バカにする奴がいても、気にしたらダメ。
ぐらつくようなら自分はまだまだ、本気ではないというレベルだよ。
達成するためなら、何でも我慢出来るものだ。
差別されてもね。
今しか出来ないことをおもいっきりやって欲しいよ。