「俺は頑張ってるのに評価してもらえない」
それは自分が評価するのではない。
人がどう見るか?だ。
それを、日頃の自らの行動で人に映し出している。それを人が評価するものだ。
「認めて貰えない」からと、それで腐ったら成長はその時点で止まる。
「俺は悪くない、あいつが悪い」
人に責任を押し付ける。
人に責任を押し付けた瞬間に、
自分の成長は止まる。
自分はどうだったのか?を考えなくなるからだ。
サッカーで例えるならば、
俺のミスじゃない、あいつが下手だから負けた。
本当に良い選手は、勝たせることが出来なかった自分を責め反省し、次に繋げるものだ。
決して人の責任にはしない。
そう言う選手は、「あいつがミスしたから負けた」とはならない「どうしたらチームを勝たせることが出来るか?」を考える。
だから、「なんで評価してくれないんだ!」にならず「まだまだ足りないんだな、何かが…」と自分に言い聞かせ、また努力する。
悩むは悩むが、結局は、いつも前向きだ。
成長しない人は、自分の未熟さを認めず、棚に置き、人の粗探しをし始める。
そして攻撃する。
育成年代から、このような姿勢を身に付けたら、自分の周りも、そのような考え方の人間も増え、互いに成長することが出来る。
状況が苦しくなった時は、人の素が出やすい。
この夏とか、本当に寒い冬が特に出る。
その時大変だが、自分を知るきっかけにもなる。
育成年代から、人に責任を押し付ける人は、
社会人になる前に、気付く、気づかされる環境に巡り会わなかった人は、社会人になっても、同じことをしてしまう。
仲間が苦しんでいても、その痛みも感じないし、仕事でミスをすると、ミスした人を責め、攻撃する。
育成年代で、そのことを学び、成長して欲しい。
サッカーでも十分学べるものだ。