中学生も、これから大人になって行く中で、多くの可能性を持てる年代だと思っている。
だから、もっと、1つ1つ考えながら行動して欲しいんだよね。
いざ、ミーティングで意見を言うよう、指名されると答えられない。もじもじした仕草で、ハッキリとした口調で、人前で意見が出て来ない。
好きなサッカーの話しなのに…。
格好の良い話し方、内容とかは全然期待してないんだけど…。
口ベタという説もあるから100%そうとは言わないけど、これって、日頃から考えてないから、
意見が言えないことに繋がって行く。
考えないと、頭が成熟して行かない。
身体は成長期により、今より大きくなるけれど、
身体ばかり大きくなっても、頭、考え方が成長して行かない。
考える事は、日頃、沢山ある。
チームのこと、自分のこと、仲間のこと、家族のこと、学校の事他、切りが無いくらいある。
考える必要性にかられないから考えないのかも知れないけど、これが、例えば中学生の夢・目標がサッカー選手になることとなれば、アプローチしやすくなる。
日頃、中学生の子を持つ親御さんの立場からすればすれば『この子の日頃の生活を見ていて、プロなんてとてもとても…だから勉強にもっと力入れてよ!』って、思われるのは、ごく普通のこと。
でも、夢でも語ってくれたら、
プロサッカー選手なんて、簡単に「成りたい!」と思って成れるものではないから、
こちらの目線はおのずと厳しくなる。
近づけさせるためのアプローチをするから、
家庭、学校、クラブ、どの場所でもそれに値する言動とそれに伴う行動をしてなければ、常に厳しいチェックが入る。
サッカー選手なんて、単に技術が巧ければ成れるもんじゃないから、同時に形成することが沢山あるので、却ってサッカーしていて、身の程が全然判ってない中学生が「僕、プロサッカー選手になりたい」と夢を持った方が、形成しやすい。
逆算して、「成るため」というか、
それに近づくためにはどうしたら良いか?
をいつも考えて貰う指導が出来る。
喋り方、歩き方、息の吸い方までね(笑)
1%の可能性でも、今しか出来ないことを
全力でやればいいんだよ。
本気で目指すと、本当に姿勢も変わる。
我々も、その目線で容赦なく接するから、
厳しい見方になる。
本気は、ムダはなくなる。
将来、仮に夢は叶わなくても、中学生時代に培ったベースは、必ず活きる。
だから、プロは目指した方が良い。