【育成日記】自分に潜在能力があることを自らが感じて行くこと

それは、決して勘違いをする、驕る、という意味ではない。今まで気づかなかったことをきっかけとしては、やらされて、やがて自らが行動する、努力して越えていけるものを実感するというものである。『自分は出来るんだ!!』と思うようになること。

今日は新横浜。木曜日はフィジカルトレーニング中心。新横浜、日産スタジアム周辺は、素晴らしい練習場所が沢山ある。何もメインスタジアム、小机フィールド、多目的広場だけではない。マラソンコース、芝生傾斜、階段、スロープ、とにかく中学生を鍛える練習場所がいくらでもある。

この環境からどれぐらいユース年代即戦力が育ったか(笑)でも本当のこと。かつて、ここを巣だったメンバー達が、口を揃えるのは、「いやー、COJBのフィジカルトレーニングに比べたら高校のフィジカルトレーニングなんて楽ですよー」って(笑)

いや、決して高校のフィジカルトレーニングが楽な訳がない。走り込み1つとっても、高校もかなり走らされると思う。強豪高校なら尚更だ。

では何が違うのか?なぜ、比較にならないと感じるのか?それの1つに監視の目が有るか否かにある。フィジカルトレーニングが好きな人はあまりいない。だから、どこかで皆、手を抜きたくなる。苦しいだけに。

高校の部活は、強豪であればあるほど人数が多く、1つ1つの練習の密度を考えると、そこまで目が行き届かない。また、高校ともなれば、人に管理されてやることではなく、自分で考えて行動することをおのずと要求される。しかし、COJBはそのベースを形成する中学生年代である。じっくり、1人1人が目に留まるから、メンバーは手を抜けない。だから、1つ1つの強度が違う。

コーチは、延々とフィジカルをやらせる訳ではなく、最初に本数を決める。無茶苦茶な本数ではない。その代わり、本数にすれば大したことはないが、クリアできなかったら延びる。だから、おのずと、メンバーは早く終わらせたいから、1つ1つを懸命にやり、そこに集中し、自分が勝手に決めつけている限界を超えようとする。

元々走りが得意でないメンバーがいる。いつも、最後尾で走っている。しかし、管理された状況でフィジカルをすると、今までクリア出来なかったタイムがクリア出来るようになっている。まるで、流行りのラ○ザッ○のように痩せる、のではなく走れるようになるものだ。流行りの筋トレジムも、トレーナーが日々の生活、食事を管理する。節制して、トレーニングするから見違えるように痩せるのだ。これが一人で勝手にやっていても、必ず、誘惑に負ける。これは、子供でも大人でも一緒だと思う。糖分の高いケーキを目の前にすれば、ダイエットと決め込んで、「絶対に食べない!!」と言っても、やはり食べてしまうのだ。しかし、食べた物をトレーナーに毎日報告すれば、それは管理下で身体を変えているということ。糖分を仮に摂ってしまったのなら、それ以上のカロリーを消費しなければ、ダイエット作戦は効果なしで終わを遂げてしまう。「痩せなければ全額返金します!!」ということは、逆に絶対に痩せるという根拠がなくては、あのようなフレーズは出て来ないはず。1、2万円の話ではなく、数十万円のことだから、払ったからには絶対に痩せるとなる。これが、月、1万の話なら続かないと思う。誘惑に負けるのだ。

人間って割りと意志が弱いから、何かを超えようとする時は、自己管理で超えるのは、本当に難しい。厳しい目がないと、「これぐらいでいいかな」と決めて、自分の限界が伸びることを知らないまま過ごすことになる。大人でもそうなのだから、子供は尚更だ。勉強机の前にスマホがあれば、勉強している最中にゲームがしたい衝動にかられ、思わずスマホをオンにしてしまう。誘惑に負けるのだ。フィジカルも出来れば手を抜きたい。しかし、監視の目があれば、手を抜けない。さぼりたくてもさぼれない。それでもさぼる者はいるものだ。

COJBのフィジカル理論が優れているということではなく、本来、人、ましてや、一番心肺機能が発達すると言われている中学生で、基礎ベースを作らずに、ユース年代を迎えるのは、あまりにも勿体ない話しだ。それが、少人数だから管理出来るだけ。

筋トレだって一緒。COJBに入るメンバーは、小柄で細いメンバーが多い。合宿に行っても、飯の量が少ない。身体も小さいが、胃袋も小さい。胃袋も鍛えなければ大きくならない。食べなければ身体も大きくならない。それを遺伝のせいにしてはダメだよね。

たまに、関東リーグの試合を視察して感じるのは、やはり、体がデカイ。確かに、中1から大きさが違う。勝てない訳だ(苦笑)確かに、そのような子が選抜されているのだからね。うちは違う。選抜されなかった子達が大半だから、いづれ、そこに追いつかせてあげたいとなる。となれば、普通の練習をしていてもそこには到底追いつかない。

選抜されなかった子は、なぜ?選抜されないのか?は具体的には判らないはずだ。それを解らせてあげて、自ら努力するようにならないと変わらない。考えて行動する能力がまだ、未熟だから体で教え込まないと、身につかない。

自分の新しい限界を知ることは、自分では中々難しい。いや、無理だ。しかし、体に染み込ませれば自分が今までより出来ていることを知ることになる。確かに出来ているものだ。

やらされる。のではなく、自らがやる。と、なると成長の度合いは変わる。体つきも変わる。楽しい楽しいと思ってやるのだ。本当は苦しいけどね(笑)

超えようとするハートがあれば、何をするにも役に立つ。単に、体を鍛えるだけに留まらない。

このことを中学生年代で理解して行動していたら成長の度合いは違うよ。

階段手押し車

関連記事

  1. 【育成日記】カタールサッカーの進歩

  2. 【遠征4日目】生活指導

  3. 【遠征7日目】交流

  4. 【スクール情報】青葉区会場について

  5. 【育成日記/体育館編】2週連続でプロOBが刺激をくれた

  6. 【Jr.ユース練習会】2020年度に向けて選手を募集します!…