【育成日記】OBが沢山練習に参加した日

全員サッカーを続けている高校、大学生OB

今日のJr.ユースのナイター練習に、3期分のOBが10人集まり、対在籍メンバーと試合を実施。

高校、大学でそれぞれ現役を続けているから、折角来たのだから、どうしても注文をつけたくなっちゃう。

中学生を相手にするのだから対等では意味がないと思い、ワンタッチ、ツータッチ限定。

こうなると、1人1人の技術の成熟度が短時間でも判断できる。ドリブルや、スピード、パワーは中学生に勝てて当たり前だからね。

中盤はパスを回せる、しかし、最後の最後、肝心な相手ペナルティーエリア付近、いわば、相手が自陣のゴール前を固めた時のパス技術、精度。

ここがポイント。

例えば、ワンタッチで抜け出して、ゴール前に走っている仲間に、ツータッチ目でドンピシャリで合わせて決める技術。フリーで抜け出して、フリーの仲間に合わせられず、オーバーしたり、ゴールラインを割ってしまっている技術を見てしまうと、ビラミッドの頂きに行く前に、弾かれてしまう。

動きながら、スピードのまま、正確にプレーできる、決定機を生かせる選手、それが、生き残れる一つの方法だ。巧いのは沢山いるけれど、本当に巧い選手とはこのことがハイプレッシャーでも出来る選手。

さて、一方、そのOBを相手に、在籍メンバーは何をトライしたのか?だ。

タッチ数を制限されている相手に、後手後手のプレー、厳しくプレーする気配がなく、やはりコーチに煽られて数名が行動を変えるのみ。

勿体ないよ。折角、年上と出来る機会なのに・・・。

OBを本気にさせるレベルにはほど遠いが、それに近いところまでは持って行きたい。そうでないと、高校生にTRMを依頼できないよ。以前はちょくちょくお願いして高校チームにチャレンジさせて貰っていたけど、今はまだ相手に失礼になってしまう技術というよりも気持ち。

メンタルの成長を期待したいよ。

関連記事

  1. 【Jr.ユース練習及びセレクションのご案内】人として強くなれ…

  2. 【イベント】芝生ふれあいサッカー教室in保土ケ谷サッカー場

  3. 【育成日記】ジュニアユースの問題点(1)

  4. 【ブログ/もっと熱くならないか!!】ブラジルの小さなクラブ、…

  5. 【OB情報】松本山雅FC 所属 宮部大己 スタメンフル出場で…

  6. 【2022年度選手募集】練習参加型セレクション「諦めるのはま…