今日のJr.ユースのナイター練習に、3期分のOBが10人集まり、対在籍メンバーと試合を実施。
高校、大学でそれぞれ現役を続けているから、折角来たのだから、どうしても注文をつけたくなっちゃう。
中学生を相手にするのだから対等では意味がないと思い、ワンタッチ、ツータッチ限定。
こうなると、1人1人の技術の成熟度が短時間でも判断できる。ドリブルや、スピード、パワーは中学生に勝てて当たり前だからね。
中盤はパスを回せる、しかし、最後の最後、肝心な相手ペナルティーエリア付近、いわば、相手が自陣のゴール前を固めた時のパス技術、精度。
ここがポイント。
例えば、ワンタッチで抜け出して、ゴール前に走っている仲間に、ツータッチ目でドンピシャリで合わせて決める技術。フリーで抜け出して、フリーの仲間に合わせられず、オーバーしたり、ゴールラインを割ってしまっている技術を見てしまうと、ビラミッドの頂きに行く前に、弾かれてしまう。
動きながら、スピードのまま、正確にプレーできる、決定機を生かせる選手、それが、生き残れる一つの方法だ。巧いのは沢山いるけれど、本当に巧い選手とはこのことがハイプレッシャーでも出来る選手。
さて、一方、そのOBを相手に、在籍メンバーは何をトライしたのか?だ。
タッチ数を制限されている相手に、後手後手のプレー、厳しくプレーする気配がなく、やはりコーチに煽られて数名が行動を変えるのみ。
勿体ないよ。折角、年上と出来る機会なのに・・・。
OBを本気にさせるレベルにはほど遠いが、それに近いところまでは持って行きたい。そうでないと、高校生にTRMを依頼できないよ。以前はちょくちょくお願いして高校チームにチャレンジさせて貰っていたけど、今はまだ相手に失礼になってしまう技術というよりも気持ち。
メンタルの成長を期待したいよ。