基礎、とにかく基礎。
3度の飯よりフンダメント(基礎)
ズレている、とにかくズレている。パスが。
体育館は平らなつるつるの床なのにパスがドコドコ弾んでいる。
凸凹でないのにトラップが浮いている。
タッチが粗いからトラップがシュートになってしまう。
足下に入りすぎてしまうから、詰まってしまい力強いパスが出せない。
しかも、ヘッドダウンしてしまう。
しっかり踏み込んでないし、芯に当たってないからパスが弱い弱い。
ヘッドダウンしているから周りが視えない。視えないから焦る、慌てる。
全ては実戦。実戦で質の高いプレーをするための準備。
ボール止まらない、パスがしっかり出せない、周囲が視れない、蹴れないのに、
戦術に走っても無駄なこと。
質の高いポゼッションをしたいなら、まずは止める、蹴るをただ、止める、蹴るのではなく、質の高いものにしていかないと、と思う。質の高いものとは、無駄がないということ。
試合していて、あちこちでトラップミス、パスミス、ボール損失していたら、
選手お互い、無駄なスタミナを消費するだけ。
これから暑くなる。体力消耗は避けられない。そこで更に、ミスの連発は、自滅だ。
厳しい試合は、1つのミスで勝敗が決まってしまう厳しいもの。
小学生の高学年、中学生、最近あまり参加してないけれど、高校生、
本当は原点に戻ってやって欲しいくらい。
指示待ちダメ。1、伝えたら2,3くらいは自分で工夫して、メニューの飾りつけをしないと。
コーチの言われたことしかやらない人は、伸びしろは小さい。
誰か一人でも工夫し始めたら、1人、2人と動き始める。
誰も動かず、同じことをしていたら、延々と同じことを繰り返しているだけ。
皆一緒のレベル。
これでは頭一つは出れない。
何のために、チーム以外の練習に参加しているのか?
単に汗をかきに来ているだけなら、ちょっと目的が違う。
何故最後にゲームするか。コーチのメニューレパートリーの底が見えたら、ゲームで誤魔化す?
違うでしょ(笑)
対人で試すからでしょ。フリーなら巧い人沢山いる。しかし、いざ敵がつくと、全く違うレベルになってしまう人、この日本には多い。
1つ1つの精度へのこだわり。小学生時代からそこに焦点を持っていれば、身体はおのずと大きくなるのだから、お土産持って、年取れるよ。
基礎がない草サッカーを観ていると、それは大変だ。
例えお腹が出ていて、体力なくても、技術のしっかりした人は、若い人達とサッカーしても巧いよ。でも、体力任せに学生時代サッカーして来た人は、技術が残らないし、体力ないから、「昔は巧かったんだけどなー」って。昔は昔。
本当に巧かったかは疑問(笑)
技術は永遠。
だから、今のうちにしっかりとやって欲しい。