お陰様で、午前中の社会活動は盛況に終わり、いよいよ、13期生を送り出すガチンコ卒団試合が13時からキックオフ。
16時30分まで、思いっきりゲーム三昧。
いくつかの年代のJr.ユースOBも参加してくれ、試合を盛り上げてくれた。
また、今回は、メンバーと保護者対決もあり、
これも中々白熱した。
やはり、保土ケ谷サッカー場で、試合と、式を一緒にそのまま移行出来るのは良い。
試合後は、笑いあり、涙ありの卒団式。
過去の卒団式は、会場関係もあり、人数制限があったけど、チーム全体で、卒団生を送り出すのは、13回目で初めてのことかも知れない。
今回の卒団生は、僅か4人のみ。
卒団式で伝え切れなかったことを、
改めて、この場を借りて言うならば、
中学3年間、中には小学生から入っているメンバーもいるけれど、単に、サッカーだけでなく、
日々の人間関係、クラブの規律、その中で、
出欠席の連絡や、コーチ、仲間間のやり取り、
思い通りにならないこともしばしばある中で、
時に苦しくなったりもする。
練習がキツイ時もあるだろうが、練習の苦しさは、その時だけだ。しかし、人間関係はそう簡単ではない。
しかし、そのような経験も、中学生なりに、
経験し、乗り越えたと思う。
最後まで、この式の場にいたのだから。
苦しい時に、人として、どう振る舞えるのか?
どう乗り越えるのか?は、今後の長い人生の中で、大切なテーマであると思う。
今ある生活を当たり前に思わず、時には感謝し、その気持ちを行動に移す、
反抗期もある中で、コーチや親とぶつかる時もしばしばだけど、それは悪い事じゃない。
自分の主張があると言うことだから。
それが、正解か不正解かは、時に人がジャッジしてくれる。ただ、後に冷静になり、考えること。自分が不正解だったと思うなら、素直に謝罪する気持ちも大切だし、納得行かないならば、納得行くまで顔を合わせて話し合うこと。
このようなことも度々あったと思う。
これが、大人になって行くための心の面の準備じゃないかな?と、思う。
部活ではなく、クラブチームを選択した面々。
より、サッカーの技術を高めたいと思って、
クラブを選択したと思うけれど、
きっかけはそうであっても、それだけでは、
あまりにも足りな過ぎる。だから、各々に、課題めいたものを投げ掛ける。それは形式ばった、カリキュラムではない。
そのようなことを、中学生で積み重ねて来たのだけど、これはほんのスタートに過ぎない。
それぞれが思い思いに、振り返り、長い人生を逞しく生きて行ける準備の一部をしたと思う。
その肉付けを、これから自ら、やって行って欲しい。
途中、色々な壁はあったと思うけれど、
よく、最後までやり抜いたと思う。
「最後までやり抜く」
この言葉には、深い意味がある。
単に、ボールを蹴り、仲間とワイワイガヤガヤやる。試合勝って楽しい。負けたら悔しい。
「ああ、Jr.ユース楽しかったなー」
ならば、「やり抜く」という言葉は不要だ。
苦しく、厳しいものを自ら、越える必要性にかられないからだ。
苦しく、厳しいものがあるから、それを
越えようとする。
越えようとしなくても退部すれば、
それで済んでしまう。一時は。
しかし、何処でまた、同じようなことに直面してしまうものなんだ。
そう言った意味では、やり抜くシチュエーションの中で、越えたメンバーだと思う。
試合を盛り上げてくれたOB達も、やはり越えて、社会の荒波で奮闘している。
まだまだ、これから蓄積していくものだけど、
この4人ならば、越えて行くと思う。
boa sorte.