【育成日記】COJB夏の国内合宿その1

綺麗にメンテナンスされた天然芝

コロナで、ここ数年、ブラジル遠征に行けてません。

卒団したメンバーにも、楽しみにしていたメンバーもいた。しかし、コロナとなれば、仕方ない。
願わくば来年は、行けることを祈ります。

さて、御殿場の気候は、横浜に戻って来たから思ったのですが、暑さが違い、気持ちが良いものでした。人工芝だけでなく、綺麗にメンテナンスされた、天然芝でも試合が出来、宿舎も最高、食事も特に2日目の夕食はかなり、贅沢なものだったと思います。
そのような、至れり尽くせりな環境では、
やはり油断も出てしまいそうですが、
このような環境で、好きなサッカーがやれることを感謝しなくてはなりません。また、今回一緒に合宿に参加出来なかったメンバーのことも、考えながら、臨んで貰いました。

今回、メンバーのサッカーについて、
ハッキリ解ったことがあります。
まだまだ、メンバー全員が一人前のプレーをしているとは言い難いですが、
スイッチを入れて臨めば、十分、戦えること。
勝てるチームは、いくつもあると思いました。

しかし、一方、試合への入り方が悪いと、
勝てそうな相手でも勝てない。
スイッチが入れば、勝てそうにないチームにも、対等に戦えることを証明しています。

いわば、格上のジュビロ磐田戦のように、
スイッチが入らないまま、試合に臨めば、
かなりの痛い思いをすることが、メンバーも実感したと思います。

ジュビロは、既に1時間前に、県2部の足柄FCと第1試合目を終えており、敗戦しています。
まさか、Jリーグ下部組織とすれば、2連敗も出来ないと、強い気持ちで、我々との試合に臨んで来たと思います。
身体は既にウォーミングアップが完了していたと思いますが、「次はやってやる!」という、ハートのアップも完了していたハズです。

一方、こちらは、到着して、暑さの中、ダラーっとした雰囲気の中、試合時間変更で、2時間以上試合時間まで、待っていた状況。
形式的に、ウォーミングアップは、もちろんややったが、戦うハートのアップが全然完了していなかったのです。キックオフ開始、30秒も経たない内に、つならないミスから失点し、そこから、あれよあれよという間に3失点。

ハーフタイムにカツを入れると、いつもは、
ハートに火がつくのか、奮起するが、
イマイチ元気もない。後半更に、火が消え立て続けに失点。

ジュビロ戦では、こてんぱんにされたため、
今度は、こちらが勝ちに行くハートで臨まなくてはならない。

しかし、足柄は、我々の前で、ジュビロに2-1で勝利しています。

キックオフ序盤でPKを与えるなど、流れは相手ペースであったが、イブキが、PKを防いだ後は、落ち着き始め、少しずつリズムを作り始めていた。

しっかり守備をし、集中を切らさないよう、心掛けると、相手のシュートも何故か、枠をとらえられない。そのような流れから、こちらにも、決定的なチャンスが訪れるが、決めきれず。スコアレスドロー。
しかし、見応えのある試合になりました。

こちらは、U13も混じり、神奈川県2部のチームに奮起していました。

まだまだ、個の能力は、安定していないながら、サッカーは、1人1人の役割が明らかで、それを最後までやり続けたことで、チームとしての力になる。それが、見れた試合でした。

その後、2日目、3日目の試合に全て無失点勝利。
特に、2位リーグの決勝は、足柄B、
足柄Aに奮闘し、Bに敗戦したら、なんも価値がない。しかも、ジュビロ戦のように気温が暑い状況だから、この決勝こそ、真価が問われると、臨んで貰った試合で、4-0と勝利。

スイッチが入れば、相手が格上でも関係ないことが、ハッキリしました。

得点こそ、攻撃陣以外のメンバーからですが、
攻撃陣が、何とか力をつけて貰えば、十分、上でも戦えると思いました。

しかし、あくまでも、試合前の入り方によります。

昨年の御殿場でも、兆しを見せましたが、
数週間で、見事、失速したので、
個々の意識によりますが、今後に期待です。

ウォーミングアップ、身体を温めるだけでなく、同時に戦う気持ちを各々アップすること。

今回、失敗をしたことで、改善部分が見つかったのは収穫でした。

また、各自まだ差がありながら、
個として伸びていることが、ハッキリして来ました。

これは、クラブとして一番のコンセプトなので、嬉しい部分です。

【サッカー以外の合宿の大切なところ】

荷物はしっかりまとめて

(夕食にて)

コロナの関係で、バイキング形式は取らず、予め決められたおかずで、ご飯、味噌汁がお代わり自由であった。しかし、2日目の夕食は、一般客と同じ、バイキングであった。そんな時に、また、判明する。メンバーが、どのようなおかずをチョイスするのか?栄養に気を使っているメンバー、好きなものしか取らないメンバー。

食べる量も、昼間に配布される弁当も、量的には多くないが、食べれないメンバーもいて、小柄、細いメンバーに比較的多く感じました。身体を作るためには、食事も練習と同じ、しっかり栄養のあるものをチョイスして、食べて欲しいものです。

沢山の肉、僅か1枚のレタスでは…

通常と違う状況になると、やはり、自分のことだけになってしまう。

「まだ、中学生だから仕方ないでしょ!」

と、いう言葉も聞こえて来そうですが、

他のメンバーもそうですが、これも、
実践訓練なんでしょうね。
実際に実践して貰い、その中から感じることは多いと思います。

子供でも、何でも自分達で考え、やらせて見れば、何でも出来るものです。

しかし、ついつい、眼に入ると、やってあげてしまう。見ていて、もどかしいからついつい。

裾野は、晴れていたのが、突如、雨が降り、
荷物が、びちょびちょ。
万が一もある中で、大きめのビニールシートを用意している。

コーチが指示出す前に、動き出して、
ビニールシートで、荷物を被せるなど、
機転を働かせるメンバーがいれば、
ピンチな流れの試合状況で、流れを変えられる可能性あります。

メンバーの側に、常にコーチ、親がいれば、
いつの間にか、荷物の上に、ビニールシートが被さり、荷物が保護されている可能性があり、
状況に応じて、メンバー自身が、判断する必要性はなくなる可能性は高い。
U12では、そのような光景は、普通ではないでしょうか?

メンバーが、この状況で、果たしてどうするのか?視界に入る場所から観察していましたが、
シートは既にあるのに、動き出しているメンバーがいない。

痺れを切らして、荷物に戻り、
指導しました。次から動き出せるために…。

「俺は、お前達のお母さんじゃない、自分で、考え、自分で行動しろ!!」

とは、日頃言ってはいるものの、
いつの間にか動いてしまっている時があるのは、ダメなコーチ例だと思います。

雨がザーザー降れば、まず、自分と自分の荷物を護りたくなる。
仲間が、副審をやってくれてはいるものの、
とりあえず、雨風凌ぎたい。
副審メンバーの荷物が、雨でびちょびちょ、
ゴミも残したまま、さっさと、自分の身仕度をしている。

その中で、そのメンバーに意識が行き、誰に言われることなく、フォローしているメンバーがいたら、そのチームは、伸びます。

誰でも面倒臭くなる状況はあると思います。暑く、試合で疲れて、早くシャワーを浴びたい。早く休憩したい。自分のことが優先になってしまいがちです。中学生ならば、仕方ないことです。

が、そのようなことを、見逃すか、見て見ぬふりをするか。

残していったゴミ、ペットボトル、結局、誰かが残り始末をしている。
クラブのボトルを洗浄するスポンジが、いざ洗う時になり、それが無く、よくよく調べると、
宿舎に忘れて来ているのが判明。

ホテルで最後に点検をするように伝えても、
見落しで、結局忘れて来るなど、
失敗はありましたが、このような失敗を積み重ねる機会は中学生年代でも必要かなと思います。

食べたい時に食べ、遊びたい時に遊ぶ。
泣きたい時に泣く。

これでは、子供と一緒です。

大人は、我慢をします。

自分のことより、まず、子供を優先にします。
自分のことは後回し、まず、家のこと、
仲間のこと、組織のこと、色々考えるのが、
大人です。

メンバーは、子供から、自立した考えを持つ大人に成長していかなくてはならないと思います。

COJBは、その手段として、サッカーから学んで行って貰っています。

合宿は、お金が掛かってしまいますが、
掛かっている以上、対価がなくてはならないと思っています。

ただ、景色の良い環境で、サッカーをしてきて、勝った、負けたでは、ちょっと、勿体ない。

今回、メンバーが何かを掴んでくれることを願います。

二位リーグ優勝の賞状を手に

関連記事

  1. 【育成ブログ/もっと熱くならないか!!】高校サッカー指導者暴…

  2. 【遠征em波崎】最終日

  3. 【育成日記】ジュニアユースの問題点(1)

  4. 【ブラジルサッカー部門】ブラジルサッカーへの強い情熱で旅立っ…

  5. 【2022年度選手募集】練習参加型セレクション「諦めるのはま…

  6. 【育成日記】高い目標を持て!!