【ブログ/ブラジル遠征日記⑧⑨】

7月31日(滞在8日目)

ボンジーア

7時朝食
8時ミーティング
8時30分清掃

中々4人揃って、ミーティングが出来なかった。
今日からは…と思っていたが、ここに来て、リーダー岳が、熱を出してダウンした。

気温差が日中と朝、夜とあるため、コーチ含め、全員のどをやられている。

そのなかで熱に発展している。

残るはコウエイとコーチになるが、

コウエイは「絶対に熱は出しません!!」と、強い口調で断言していた(笑)

午後からのJuventusとの試合に、果たして、岳が参戦出来るか?だ。

ミーティングは、残り9泊で、生活面でしっかりしたルーティンを作り、後に活かしていくことだ。
あっという間に、帰国だ。

規則で縛る必要性はないが、自由過ぎるのは、海外に来て、集団生活をしていて勿体ない。

もう一度ルーティンの確認。

・7時に朝食。6時30分には起床。
・起きたらベッドを整える。
・リビングのテーブルはいつも綺麗に。
・洗い終えた乾いた食器類をいつまでも放置しないで、定位置に片付ける。
・ミネラルウォーターをペットボトルに入れ換えて補充する。
・床を掃き、雑巾で磨く(モップあり)
・ゴミの処理
・自分らの部屋の整理整頓
・シンクにゴミが詰まり、水が流れなくなるから、ゴミを取り除く。
・19時以降に、外にゴミ出し。
・日々の生活を日記で記録する

洗濯は、自分が着るものがなくなったら困るので、そこそこマメに手洗いしている。

何ら難しいことではない。

まず、気付く意識が大切。

日本では、学校、練習、塾の繰り返し。
その中でも、このようなことは出来る。

ここでは、サッカー一色。
学校も塾もない。解放感から、油断が次々に出る。だから敢えて経験。

サッカー楽しい
ブラジル人サッカー巧い
食事も美味しい
生ジュース旨い

だけではね(苦笑)

13時
対ジュベントスU15(プロ下部)

育成の名門ジュベントス

13時キックオフだが、時間通りに始まらないのがブラジル。
13時過ぎに、着替えスタート。
これからアップ。

今日の試合は岳が欠場。
カン、リオウが復帰。コウエイは2試合目となる。

カン、リオウは病み上がりだから、コンディションは万全ではない。

気温こそ、日本に比較すれば、雲泥の差だが、
コンディションが悪い2人には、堪える日射しだろう。

案の定、カンはダッシュしたら頭がクラクラしたらしい。リオウも身体が動かなかったと。

試合自体は、30分×3本。
0-1,0-0,0-0と0-1で敗戦。相手が決定力に欠いたため、助かったシーンもあったが、割りと攻めを食らっていた。

内容はJuventusが上手であった。

マウタCOJBがスコア的には善戦したが、
実は、JuventusのBチーム。来年向けたチーム作りのチーム。我々の試合後、直ぐに20人ばかりグランドで練習スタートしたのがAチームで、現在サンパウロ州リーグを戦っている面子。

1つ1つの技術が正確なジュベントス

Aチームの面子は、一回り身体がデカイ。
Juventusにまだ、同じカテゴリーで隠しだねがあることをメンバーに伝えたら、

「お手上げ」と一言。

選手層の厚さに驚いていた(笑)

試合後、何とコウエイが体調不良を訴えて来た。
最後の切り札、コウエイまでも…(苦笑)

17時からマウタFCu-20の練習があるが、
リオウだけ、練習にスタッフと向かった。

コウエイは、眠っている。
体温計では、37.2度。
これ以上、上がらなければ良いが…。

岳は、回復した。

早く全員揃って試合が出来ることを願う。

8月1日(9日目)

6時30分起床
7時朝食
7時30分掃除
8時30分ペレゾン(練習)
12時シュハスコ(レストラン)
15時30分ペレゾン(練習U20)
19時30分夕食

ようやく、ここに来て、生活ルーティンをやり始めて来た。乾いた食器は、片付ける。
リビングのテーブルはいつも綺麗になど。

チームメイトにも溶け込み、良い交流が出来て来ている。

この日を最後に、マウタの4名のメンバーが、
ポルトガル、イタリアのクラブに進路が決まったため、送り出すセレモニーをやり、
日本人4人が、一発芸を披露することになった(笑)その模様は、COJBのインスタグラムにて、公開されている。

ブラジルの伝統料理シュハスコ

身近になったブラジル人選手達が、サッカーの本場からサッカーの本場に移籍する姿を見て、日本人4名は、一体何を感じているだろう?

他人事で送り出すだけか、
そのような進路もあるのだな?と身近に受け止め、己の刺激として捉えたか。

恐らく、ブラジルにこのまま長い期間、
このような環境で、このような仲間とサッカーをしていれば、意識的に「俺もチャレンジしたい」と変化してくるのかも知れないが、
帰国してしまえば、普段の環境、現実に戻るため、海外サッカーに意識が行くのは、中々難しいことだと思う。

COJBもJr.ユースを設立する前は、
U23が活動していたけれど、チームに入りたての頃は、毎日練習出来れば良いと考えていたメンバーがいたけれど、ブラジルから一時帰国している面子と一緒にプレーし、刺激を受けると、意識が自然と海外サッカーに眼が行っていた。
漠然としたものが、目標が明確になるということだ。

漠然としたものから、目標が明確になると、行動が変化するもの。

中学生年代で、このような意識が明確になれるきっかけがあれば良いと思う。

また明日も早い。

メンバーも、時差ボケから解除され、
わいわいガヤガヤやってる。

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