【育成日記】負け試合でも、ハートに残る試合がある

負け試合でも、ハートに残る試合がある

負けて良い試合なんかない。
勝つために日々練習してる。

しかし、どんなに練習し、
戦っても、勝てない試合は多々ある。

相手も勝ちたいからね。

しかし、本当に勝ちたいと思って相手にぶつかりに行く試合は、負けても、何故か観ている側も、
悔しいが、清々しい。

選手を称えてあげたくなる。

何となく試合に入り、何となくプレーし、勝利する。勝利は嬉しいが、先を考えると、何かスッキリしない。

負けたのに、気持ちが良い試合、
勝利したのにスッキリしない。

矛盾はあるけど、やはり勝つために、全力でやりきる姿勢は、観る側の心を打つ。

何試合もしてきているけれど、
このような試合を観れるのは、意外に少ない。

ましてや、格上相手なら尚更だ。

先に残る試合を、毎回続けることは、難しい。
しかし、少なくとも、自分達が、そのような気持ちで臨めれば、相手がどのランクにいようが上回れる。

接戦して負ける。通常の公式戦ならば、
そこで終わり。一夜寝てしまえば、またリセットだ。そこで、悔しい気持ちを維持出来れば、
今度いつあるか判らない公式戦で、その悔しさを爆発させられる。しかし、その気持ちを維持するのは、中学生には、中々高いハードルだ。

遠征試合は、同日に試合出来た。悔しさをそのまま次の試合に持って行けた。

その中で生まれた、接戦試合。
打たれたら打ち返す。

その勢いで、グランドや天候不良にも関わらず、
お構い無しに、勢いで5得点し、相手に1点もあげなかったし、ほとんど、GKの仕事なしで、
相手コートで試合して勝利。

しかし、翌日、同じ相手で、同じ天候、グランド不良、同じ条件で戦い
0-0でPK勝利。勝ちはしたが、前日の試合とは、全く比較にならない。

一夜明ければ別物。

公式戦、まだ残されている。

一昨日の気持ちで、試合に臨めれば、
まず、全て勝利することが可能なくらいの勢いだ。また、潜在能力ある。

しかし、オフを挟み、明けに2日後、リーグ戦あるが、果たして、同じ戦いが出来るか?

こちらは、期待しちゃうよね、やはり。

しかし、見事裏切るのも、育成年代の難しいところ。

そう思うと、このオフの時間が勿体ないね(苦笑)

しかし、いつでも通常はリセット、リセットで、試合だ。

いつも、相手に対して厳しく、嫌なサッカーがやれるか?は、個々の意識になる。

自分らも、やれば出来ることを、見せた以上、
もう、言い訳は出来ない。

気持ちの問題だからだ。

長年、Jr.ユースの試合観てきても、
心に残る試合は、そこまで多くはない。

その1つが、今回の御殿場での試合だろう。

これを夢だった、で終わらせて欲しくないね。

一時の思い出にして欲しくない

関連記事

  1. 【育成日記/体育館編】いよいよ新顔登場!!小学生は挑む力を!…

  2. 【ジュニアユース練習会参加募集】中学生年代の中身・土台を育て…

  3. 【育成日記】OBが沢山練習に参加した日

  4. 【ブラジル遠征日記】出発

  5. 【育成日記】日本人の気質、大事なことをコツコツと

  6. 【ブログ/ブラジル遠征日記①】ブラジルへ出発!!