上手い選手、クラブでプレーしないと息子のプレーレベルは上がらない
また、県リーグ上位にいないとレベルアップしない
大概の人、特にサッカーをやったことのある保護者、いや、全く経験がない保護者の方がそう思ってしまうかも知れませんね。
間違いではないです。
が、強豪クラブ→強豪高校
そこまでで真剣サッカー打ち込むモードの終焉では、あまりにも寂しい。
強豪高校サッカー部に推薦を貰うために、強豪Jr.ユースクラブに入った?
折角、入ったのに?
お腹一杯。高校サッカー強豪に入って試合出たから、出れないでメガフォン持って応援組だったから
思惑は色々あるけれど、
何か日本サッカーの育成の底辺、物足りないのよ。
世界では、16歳、つまり高校1年生の年代で、
100億の値打ちが付けられて、ヨーロッパ強豪に内定している現実があるのに。
そんな話が身近になければ、
それは単に他人事。雲の上の話になるよ。
でも、何で日本人のサッカーが好きな子供を持つ親は、より強いクラブ、よりハイレベルなクラブに子供を入れたがるのだろうか?
恐らく、そのようなクラブに入れれば、
少しは、子供の夢に何処よりも近くと思っているからだと思う。
日本には、燃え尽き症候群っていう言葉がある。
高校選手権予選、本大会でやりきった感を感じて引退する。
真剣にサッカーを目指すのは、高校まで。
勿体ないよ。
結局、ジュニアからJr.ユースに行く時は、
やれセレクション、セレクションと必死になって入り、高校三年間が終点。
折角強豪に入ったのに。
確かに、ボールがろくに蹴れない選手が集まるクラブに入るより、皆が、だいたい蹴れる、最初からレベルある方が、レベル落ちないだろう、もっとレベルアップするだろう。
それは間違いではない。
だから、クラブ選びには慎重にならなくてはならないのは間違いない。
グランドが中々ないから、フットサルコートを使用することがメインになってるクラブ割りとある。
足技、狭いスペースの判断を養うには良いけど、フットサルコートばかりだと、
ロングキックや、ロングキックを正確にコントロールする技術が身に付きづらいよね。
17年間、中学生カテゴリーを指導させて貰って来ているけど、結局のところ、高校が一つの区切りになるなら、
一緒にプレーするチームメイトのレベルや、
練習する環境、例えばハード面ならば、綺麗な
フットサルコートで練習しているとか、
全然関係ないと思ってしまうんだよね。
結局、より上でプレー出来るための、指導の中身、意識付けだと思うのよ。
ジュニア、Jr.ユース年代で、選手達にどこを意識して目指して貰うのか?そのためには、どんな意識が必要なのか?
至難な高校選手権に出ても、プロから引っ張って貰える選手なんて、ホンの数十人だ。
綺麗なグランドでプレーしていれば、
そこに近づくなら、ブラジルから育成年代で、世界基準の選手なんて輩出されないからね。
大切なもの、ものの本質を見失っていないかどうか、真剣に子供さんの夢に近づけてあげたいと思っている親御さんであればあるほど、
考えて欲しいと思う。
やる選手がハイレベル、綺麗なピッチで、
夢、いわばプロ選手になれる可能性が高くなりなら、COJBから、プロ選手なんて絶対に出てないと思うから。
だって、もし、そこそこのレベルの子が入ったら、高校年代で、
「あれっ?あいつどこいっちゃったの?」状態です。
「ああ、Jr.ユース、県3、4部なんかのクラブに入ったからだよー」っていう言葉が行き来しそうだけど、
COJBには、そもそも周囲から期待されて来た選手は入らない。
期待されたことがないから、下がる必要性がない、上がるだけ。
下のリーグで失敗を何度も重ねているから、
もっともっととなり、しぶとく大学でも、
体育会でやる。
もっとしぶといと、プロからオファー来る。
結局、環境、環境と言うけど、
何を持って良い環境?悪い環境?
だよね。
平和で綺麗な国、日本だからそこに、
周囲が当てはめようとしているだけ。
でもね、サッカーに限っては、
世界基準だから、そう簡単じゃないのよ
もっと大切な根本があると言うこと