quem joga rosa hoje, amanhã joga pedra.
ポルトガル語を公用語にするブラジルで「今日薔薇を投げる者は、明日は石を投げる」という格言があるけど、
これをサッカーの世界に例えると、今日試合に勝てば周囲は称賛するけど、明日(次)負けたら罵声に変わる。
1回勝っただけで自惚れるな!浮かれるな!
要はいつも勝たないとサポーターは許してくれないというサッカー王国ならではの厳しい格言がある。
これはプロなら当たり前。
しかし、プロ、アマ、育成カテゴリー関係なく、
リーグや大会に出る限りは勝つためにやるだろうし、その勝利を目指して日々練習しているだろう。
そのためには、日々の積み重ね。
勝利して反省。しかし勝利すると中々反省しないもんだ。難しいよね。
プロなら、生活にそのまま響くから、勝っても、負けたら当然反省するだろうけど、育成年代は、中々難しい。
しかし、勝っても負けても、個人的に考えて、
今日出来なかったことを教訓にして、明日出来るように、練習で修正して埋めないと、また、次も同じミスをやらかしてしまう。
試合の距離感ってのがある。
短いボールには反応して処理出来るけど、
長いボールは落下地点を間違え易い。
普段練習してれば、かぶることはなくなるし、落下地点も読めるようになる。
明らかに、サイドから突破し、攻撃の起点になってはいるけど、利き足でない足で、クロスが上げられないのはあまりにも不利だ。
ならば、正しく、しっかり正確に蹴れる練習をすれば良い。繰り返し繰り返しね。
苦手だからとそれをスルーしてやらなければ、
一向に蹴れないし、精度は上がらない。
中学生年代に求めるのは、それに気づいてしっかり繰り返し出来る姿勢の土台作り。
中学生年代3年間で土台作って、ユース年代にそれをお土産に持って行くことだ。
中身のスカスカな段ボールの上に荷物を重ねたら崩れてしまう。中身がぎっしり詰まった段ボールに荷物を乗せてもそう簡単には崩れない。
地盤が緩んだ土地にどんなに立派な家を建てても、やがて崩れてしまう。
中学生年代でしっかり中身の詰まった段ボールを積み重ねて貰いたい。