【遠征5日目(27日)】
7時半朝食
メンバーの健康状態問題なし。
出かける前に部屋の点検、昨日とは違い整理されていた。
今日は、昨日に続き、朝からU15、17のサンパウロリーグを観る。
ジュベントスのホームだが、今日も、代理人含むスカウトが視に来ている。
U15はウチのメンバー達が練習させて貰っている面子。
レベルが高くて中々、思うようにプレーさせてもらえないようだが、それだからこそ、ブラジルに来た甲斐があるというものだ。
フットサルのリョウガはフットサルの練習で別行動。後に合流。
U17の試合を前半観戦し、昼食へ
19時から全国リーグを観に行く予定であり、パウメイラスのホームスタジアム「アリアンサパーク」に向かった。凄い人だ。とにかく試合に観に行く人が多い。
チケット売り場に行くと、なんと、42000人収容スタジアムが満員。チケット完売となってしまった。結局、試合を観ることができなかったので、スタッフがどこかの会場で試合していなかを調べた所、サンパウロ杯(プロの1部~3部が交わって戦う公式戦)が近くでやっていると聞き、急いで向かう。全国リーグは42000人で満員御礼。こちらは、同じプロでも観客数は250名程度(苦笑)
この違いだ。確かに、この時の試合はミスも多く、お世辞にも良い試合とは言えなかった。
【遠征6日目28日】
リベルタドーレス杯ベスト16が出揃い、決勝T、1回戦第2戦目のチケットを手にいれる。昨日、全国リーグのチケットが手に入らなかった代わりだ。42000人収容のチケットが完売。
一昔だったら考えられないこと。試合時間ギリギリに着いても、購入出来た。
ワールドカップ用に改装してから美しいスタジアムに変身してからだね
パウメイラス×ゴドイクルス(アルゼンチン)のカード。
アルゼンチンのクラブ、ゴドイクルスなんて聞いたこともなかったよ。
アルゼンチンと言えばリーベルプレート、ボカ、ベレス、インデペンディエンテぐらいかな知ってたのは。7月30日21時キックオフだよ。クレイジーだ(笑)
メンバーに、チケット高いが観に行きたいか?と聞いたら、やはり観に行きたいようだったので30日にやる試合を今日購入しにいったのだが、16歳以下は直接チケットを購入出来ないルールがあり、大人も1人3人までしか買えない。
メンバー5人とスタッフ2名分。
大人2名しか行かなかったから、6名分しか購入出来ないから、チケットを購入して帰ろうとしていた女性に交渉して、もう一枚購入してもらい完了。サッカーのチケットを手に入れるのに、こんなに苦戦したことは勿論ない。昨日、サンパウロ杯も観戦したが、
サンパウロ州2部と3部のプロ同士の対戦カードだったが、却って下のカテゴリーの公式戦の方が面白かった(苦笑)眠く、質の悪い試合。
残念だったね。更に片方のクラブは、昔プレーしたことのあるクラブで、その時に一緒にプレーした選手が、今、そのクラブの会長をしている(笑)チケット購入後、毎年度恒例になりつつある、東洋人街リベルダージのフェイラに行った。
毎日ブラジル食だから、ちょっとは、違うものを。
相変わらず、物凄い人。
狭いから余計人がいるように見える。
折角だから、ブラジルで社会勉強。
いつも、車で移動してるから、ブラジルにいるようで、ブラジルチックを体験出来てないこともあるから、地下鉄で移動。リベルダージ駅の前に、セ広場があり、ここには、大きな教会がある。
スタッフが、1ヶ月滞在組を迎えに行ってる間に、ビン、ヒラ、テラとセ広場を散歩しながらリベルダージ,このセ広場は、昔からスリが多く、油断してると持ち物を持って行かれる。
家を持たず野宿している者もいる。このようなところを歩く時は、やはり警戒するものだ。
でも、このような場所に来るとブラジルに来ていると実感するものだ。
いつもホテル→練習→ホテル、その移動が全部車じゃ本当にブラジル、外国で生活している実感は半減するはずだ。裏路地に入れば、その国が窺える。ちょっとは、緊張感も必要でしょ。
これは、少人数遠征だから可能だ。大人数なら無理。リベルダージで1ヶ月組とスタッフと落ち合い、屋台で食事。今回のメンバー、あまり、このようなものに、関心を持たない、執着がなさそう。
生ジュース、めちゃくちゃ旨い。でも、リアクション薄い(苦笑)
ビエイがフェイジョン食べて旨いとリアクションしたぐらいかね
リベルダージに、日本人移民記念館がある。天皇陛下の写真も沢山飾ってある。
1905年、日本人の移民が始まった年。それから100年以上過ぎている。
日本人はブラジルで絶大な信用がある移民された方々の苦労があってこそ。
その原点は忘れてはならないと思う。
中学生にそのようなことに関心を持てと言ってもそれは中々難しいだろう
ただ、歴史にそのようなことがあり、現代に至ることだけは、知っておくのもわるくない。
記念館をあとにし、今度は地下鉄で、サッカー博物館へ
これも毎年度の恒例になっている
博物館は毎年通っているので、スタッフに任せ、地下鉄駅でメンバーと別れる
明日からサッカー漬けだから、今日ぐらいは文化を知るのもいいでしょ。