【遠征日記em波崎】U15

U15波崎遠征初日
新羽駅に8時集合、8時30分出発の予定だったがメンバーが時間通りに集まり、荷物も順調に積込が出来た為、多少早目に出発。
今回の遠征は現地での行動(去年の反省を踏まえて)をスムーズにすることを考えて車2台にメンバーと荷物を詰め込み(車の乗車人数範囲内)、現地に向かった。

平野コーチ号にはU13、U14とクラブとそれぞれの荷物、阿部先生号にはU15を乗せいざ波崎へ。途中、休憩を取りながらも思いのほか早く着きそうだったので平野コーチ号は現地に向かわずに鹿島アントラーズのクラブハウスへ。ちょうどトップチームが練習をしているという状況だったので、どうせ近くに行くのであれば…ということで寄り道。
アントラーズのクラブハウスには以前、COJBがブラジルでサポートをしていたシュンビーニョがレンタル移籍でアントラーズに来ていたので何度か会いに来た。
トップチームの練習が目の前で見ることができ、3対3、4対4のゲームを繰り返しやっていたがやはりゴールに向かうスピード感、迫力が伝わってくる。ケンゴのようにボールをこねくり回すことなどなく、ほんとシンプルに仕掛ける。
その点は見ていたメンバーにも感じ取って欲しいとこだと伝え、約1時間ぐらい見てから練習場を出た。

アントラーズ練習風景

波崎のグランドには無事に着き、阿部先生号はアントラーズの練習場には来なかったので先に到着して車の中での様子を聞いたがとにかくしゃべり続けて騒いでいたらしい(苦笑)
そのことで1試合目のハーフタイムで怒られることも知らずに…。

試合は予定通り13:50に始まり、初戦の相手は八千代松陰高校B。


高校生との試合なのでU14、3のメンバーにとってかなり厳しい試合に、ましてやベンチには小6も控えているので中々難しいと考えてはいたが、前半はそれ以前の問題。
お互いに全く声もなく、何をしたいのか?何を周りにして欲しいのか?何も伝わってこない内容で、点差的には0ー2ではあったけれど、相手がシュートミスを連発してくれたおかげ。半分入っていたとしても2桁はいっていたと思う。それぐらい一方的にやられていた。

そしてハーフタイム。

「あれだけ試合前、移動中の車の中でお互いにおしゃべりを続けていたのに、なぜグランドの中では何も話さない?ふざけるな!!」と喝を入れました。
後半からはお互いの要求の声が出始め、何度か相手ゴールに迫るシーンも出てきたが得点を奪うまではいがずに0ー3。
合計0ー5で敗戦となったが、点差こそ後半の方がついたものの、見ていて気持ちは伝わってくる内容になったと思う。
個人名を出してしまうと変に調子に乗るので敢えて伏せておくが、中盤でのボールキープ力だったり、特に際立ったのが右サイドに入ったメンバー。ボールを受けて相手が飛び込んで来た瞬間にスッと相手を外し、そこからドリブルで仕掛けた。これは非常に有効的なプレーだったし、今後も続けて欲しいプレーだった。

うちが八千代松陰高校Bとの試合だったが、もう片方のグランドでは八千代松陰高校Aと関東リーグの常連チーム(U15) が試合をしていたが、中学生が高校のチームに勝っていた。
やはり関東レベルまでいくと高校生相手でもしっかりと結果を出せる。
悔しいけど、それが現実だ…(苦笑)

第2戦目
相手はジュノーFCという地元茨城のチーム。
メンバーにポジションを話し合わせて決めるも、リョウヤは自分がGKをしたくないからという理由だけで次から次に「じゃあ次は誰々、やっぱりお前がやって」と適当に無理矢理やらせようとしていたので、僕が再度メンバーを決めて発表!
もちろんGKは1番嫌がっていたリョウヤ!(笑)
そして、メンバーからも意見が多かったテンタをFWに。パリットをDFにして、あとはそれぞれ少しずつポジションを変更。

メンバーから意見の多かったテンタがケンゴからのパスに反応して見事ゴール!!
すでに1失点されていたが、実際には「良く追い付いたなぁ」というのが率直な感想。実際に相手にはボールを持てる選手が数名おり、ドリブルで仕掛けてくるメンバーが多かった。中学生ということもあり、単調ではあるがそれでもうちのメンバーは簡単に抜かれるシーンが目だった。

しかし、後半始まってすぐに1失点をくらい、更にもう1失点…。テンタがGKと1対1となる場面もあったが、やはり決めるとこで決めておかないときつい。
結果的には1対3での敗戦。

そしてそのあとすぐにビリ決定戦が組まれており、休むまもなくキックオフ。それと同時に雲行きも怪しくなってきて、わずか15分後には猛烈などしゃ降りの横殴りの暴風雨!!
試合は中断…どころか、その場から移動できないぐらいの猛烈な雨で、車にすら戻れない状況が10分以上続いたが、弱まる気配もなかったのでびしょ濡れ覚悟でみんなで車に移動。

なんとか着替えを済ませ、ホテルに直行。

ホテル(というより旅館)に到着してすぐに食事、お風呂、ミーティングとバタバタした時間となったが、なんとか1日目は無事に終了。

旨そうだな

U13、4のメンバーにとってはユニフォームの洗濯やら乾燥など雑務をこなしながらになるか大変だとは思うが、なんとか力を合わせて乗り越えて欲しいね。
ホテルには大会に参加してる4チーム以外にも一般の団体が4~5グループもいるし、その中で乾燥機が4台しかないので、本当に大変だと思う。
特に小6で参加しているミニソラにとっては試合事態も高校生相手だと感覚としては大人だろうし、ボールを持つことすら難しいとは思っていたが、何度かドリブルで仕掛けようとするシーンもあった。まぁ、簡単に奪われてしまうが、サッカーもサッカー以外もこの経験は必ず役立つことと思うので是非やりとげて欲しいね。

明後日、遠征が終わるまでに全員元気でいれるかどうか?が楽しみだ(笑)


関連記事

  1. 【もっと熱くならないか!】厳しい。何が厳しいって?

  2. 【遠征育成日記】接戦をしっかりものにしていくには?

  3. 【育成日記】『技術なくして戦術なし、技術なくしてフィジカルな…

  4. 【情報】Jr.ユースを応援するサイト「Jr.ユースナビ」さん…

  5. 【夏期ブラジルサッカー遠征&フットサル研修のご案内】…

  6. 【ブログ/もっと熱くならないか!!】ブラジルの小さなクラブ、…