【遠征em波崎】最終日

遠征3日目

昨晩は参加チームのコーチ陣による親睦会が催され、COJBはこの大会に初参加ということもあり、参加をさせてもらった。
その時間帯についてはメンバーにスケジュールを任せる形になってしまったが、しっかりとやってくれたことを信じるしかない(笑)

今日の朝は試合が8時30分キックオフとなっており、その関係で起床は5時。5時30分にはフロントに集合し、海まで散歩のみの予定だった。しかし海までの道中、タラタラ歩き、朝から覇気のない雰囲気だったので喝を入れたあとに猛ダッシュ!!(笑)
6時から朝食をお願いしていたのでわずかな時間しか走らなかったが、体は起きたんじゃないかな?

ホテルに戻り、すぐに朝食。
いつもであれば他のチームも一緒に食事をしていたが、うちがかなり早かったのかどこのチームも来ておらず、貸しきり状態での朝食。
出発の時間も迫っていたため、これまでのようにのんびり食べることは出かなかったが、準備をされた食事に関しては全て食べ切らせた。
話を聞いていると、好き嫌いが多いこと、多いこと。「ハムはハムでもこのハムは嫌い!」とか、「甘い味付けの卵焼き(オムレツ風)は好きじゃない!」など、食べれるだけでも幸せなのにお坊ちゃんばかりで呆れ笑いしか出てこない(苦笑)
まぁ、アレルギー反応が出てしまうなどであれば仕方ないが、出されたものは「何でも食べようぜぇ~、お坊ちゃん!」って感じだね。

6時40分には朝食を済ませ、部屋の掃除と帰る準備。荷物に関してはあれだけ散らかし放題だった部屋をしっかりと片付けており、恐らく昨晩の間にある程度はやっていたのだろうと推測できた。

7時過ぎにはみんなフロントに荷物を持って集まり、ホテルの関係者へ挨拶を済ませていざグランドへ。
この2日間の経験を活かし、「最終日こそ1勝はさせたい!」と思いメンバーを送り出したのだが…。
今日の1試合目の相手は東京都リーグ2部のすみだSC。東京都も約200チームある中での上位リーグに所属している(1部が10チーム、2部は20チーム)ので、格上であることに違いはない。
開始早々、2分で失点…。やはり単純なパスミス、不用意な横パスに対して見逃してくれるはずがない。ボールを奪ったらすぐにゴール目掛けて仕掛けてくる。
後半には相手のスタメン組?なのか、体にサイズ的にも大きいメンバーが数人入り失点を重ね、結果は0ー6の惨敗。

第2試合目はカルペソール湘南。COJBと同じく神奈川県のチームだが、昨年のU15は4部リーグから3部への昇格をかけた試合を引き分けで終えて見事昇格をしたが、当時のU14(現U15のメンバー)はリーグ所詮で1ー8で大敗を喫している。
ある意味、リベンジの試合でもあったが結果はこの遠征での最高失点…(笑)
悔しい気持ちはもちろんあるが、怒りを通り越して笑えてきた試合。特に前半に関しては全くお話にならないぐらい気持ちも入ってなく、お互いになあなあの仲良しグループ。
開始早々5分、6分に失点。13分、14分、15分とまたまた立て続けに失点。挙げ句の果てに22分、23分、24分と1分刻みの失点だけでも8失点…。9分にも失点を喫しているので前半だけで0ー9。
今回の遠征に来る前から「結果がどうであろうと、責めるつもりはない」とメンバーに伝えてはきたが、「負けてもいい」とは一言も言ってないし、メンバーは勝ちたいと声を揃えている。しかし、不用意なパスミス、気持ちのないプレーに対して誰も何も言わず、「さぁ、次は点取りに行こうぜ!」的なまさに仲良しグループ的な声かけばかり。誰も立て続けに失点、不用意なミスに対して締めることなく、なぁなぁでやっているから1つ1つのプレーに何も感じるものが伝わって来ない。
さすがにハーフタイムで全員に喝を入れた。
特にリョウヤは少しでも相手が自分から離れると「もう追い付かねぇ、無理だ!」と口に出し、諦めモード。しかもボールを持たしてもミスばかりり。あえて厳しく罵ってやった。

そしたら後半はどうですか!
確かに失点を重ねてしまったが、明らかに前半とは違い自分達で良くも悪くも声を掛け合い初め、動きも明らかに変わった。相手もメンバーを変えてきたというとこももちろんあるが、後半開始1分でケンゴが前線でボールを保持し、ドリブルで持ち込みながらGKの位置を確認して右足を一閃。カーブをかけた起動は綺麗にゴールに吸い込まれた。直後に失点するも、今度はリョウヤが悔しさを見せたのか相手を吹き飛ばすボディーコンタクト。もちろん、ファールではなく、正当な形で。やれば出来るんだよね(苦笑)

後半は2ー5、合計で2ー14とこの遠征に来て最高失点となってしまったが、後半に関しては見応えのある試合だったと思う。

試合後にはお弁当を食べて、横浜へ。


感想
この大会については急遽決まり、初めての参加となったが改めて自分達よりも格上の相手と戦うことの認識が出来た遠征となりました。
現時点でのチームレベルからしても関東リーグや全国大会に出場するような高校のチーム(U16年代)と試合が出来る機会はそうそうないですし、県内の3部や4部リーグでは味わえないような経験を積むことが出来ます。
例えば、「中盤で持てるからといってボールを捏ねるな!シンプルにプレーしなければ潰される!!」ということをずーっと言い続けているメンバーがいますが、4部などではボールを持ててしまうし、通用してしまう。だから本人は「それでよし」「これでよし!!」となってしまう。
不用意なパスについても4部ではミス、弱いパスであっても繋がってしまうことはざらだが、この遠征のレベルのチームになるとそこから一気にゴールまで持っていかれてしまう。
こういった経験はそのリーグに所属していれば、いつでも緊張感のある試合をることは出来るが、4部にいては中々経験をさせることが出来ない。
そう考えただげても非常に貴重な経験を積むことができたと思う。

しかし、一番大事なのはこのような体験を一時的にではなぐ、定期的に刺激を受けることが大事だと改めて感じました。
そうすることでメンバー達は徐々に逞しさを身に付けることが出来るかと思います。それはサッカー面だけでなく、私生活面においても。
今回はわずか2泊3日という期間ではあったが、ブログにも書いてきたように色々なドラマがあり、それを乗り越えることで成長に繋がっていくこともあります。

これまでは年に一度の夏合宿、遠征でしたが、出来ることであれば「年に複数回実施したい!!」と改めて感じた遠征となりました。

今後の彼らの変化、成長に期待したいところです!!

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