少人数で沢山シュートを撃った。
コロナの影響で、ゴールが設置されている学校開放しているグランドが使用出来ない中、
どう工夫してシュートを撃つか。
学校のグランドが使用出来ない中でも、神様はそのような機会を我々に与えてくれる。
有難い。
ゴールネットさえあればちゃんとシュート練習が成立するんだなと。
シュート練習しなければ、試合でシュートを撃たない。ゴール前のシュート練習しかしなければ、試合で遠くからでもシュートを撃とうと思えない。
なぜ?単純に日頃から反復した記憶が体に染み付いてないので、とっさに体が反応しないからだ。
よって、自信がないので敢えて遠くからは撃たない。そもそも、遠くから狙う意識が日頃から身に付いてないから、実戦で、プレッシャーのあるシチュエーションで、それが無意識に出るハズがない。
日本では、DFをつけない、フリーのシュート練習をするケースが多い。
このケースとして有効なのは、取り敢えず、動いたボールを動きながら、しっかりと足に当てるという基礎の繰り返しという主旨なら、理解出来る。あとは、GK主体のメニューで、キャッチの感触など、しっかりキャッチさせる意味である。
しかし、それ以外の目的なら、なんのためにやるのか?は理解し難い。
何故なら、練習はいつも、実戦を想定するものだからだ。実戦は必ず、相手がいる。
プレッシャーの中でシュートするシチュエーションが普通で、ガランガランのバイタルエリアで、楽にシュートを撃てる機会などはない。
だから、DFをつけて、DFはシュートをさせない。そのDFをかわして、ゴールを奪う。
そのプレッシャーの中で、しっかりと枠に飛ぶか?GKが嫌がるコースにシュート出来るか?だ。
「日本は決定力不足」
長年の課題だ。
ポゼッションの練習に力を入れ過ぎて、ゴールを奪う練習を忘れる。
「日本はストライカー不足」
確かに、プロリーグがスタートして、30年もあと数年で、なろうものだが、世界的ストライカーと言われる選手は未だ出てない。
現実的な話に戻るけど、
シュート練習。1チーム30名で、2時間しかグランド使用出来ない状況として、アップ時間を入れても、シュート練習出来る時間は丸1時間半として、この時間、この人数で、果たして、1人がシュートを撃てる本数は、どれぐらいだろうか?
ここを考えなくてはならないと思う。
日本の育成の問題点。
まだまだ、障害が山積みだと思う。