【育成日記】Jr.ユースの問題点(2)とにかく、シュートを撃つべし、撃つべし

少人数で沢山シュートを撃った。

コロナの影響で、ゴールが設置されている学校開放しているグランドが使用出来ない中、

どう工夫してシュートを撃つか。

学校のグランドが使用出来ない中でも、神様はそのような機会を我々に与えてくれる。

有難い。

ゴールネットさえあればちゃんとシュート練習が成立するんだなと。

シュート練習しなければ、試合でシュートを撃たない。ゴール前のシュート練習しかしなければ、試合で遠くからでもシュートを撃とうと思えない。

なぜ?単純に日頃から反復した記憶が体に染み付いてないので、とっさに体が反応しないからだ。

よって、自信がないので敢えて遠くからは撃たない。そもそも、遠くから狙う意識が日頃から身に付いてないから、実戦で、プレッシャーのあるシチュエーションで、それが無意識に出るハズがない。

日本では、DFをつけない、フリーのシュート練習をするケースが多い。

このケースとして有効なのは、取り敢えず、動いたボールを動きながら、しっかりと足に当てるという基礎の繰り返しという主旨なら、理解出来る。あとは、GK主体のメニューで、キャッチの感触など、しっかりキャッチさせる意味である。

しかし、それ以外の目的なら、なんのためにやるのか?は理解し難い。

何故なら、練習はいつも、実戦を想定するものだからだ。実戦は必ず、相手がいる。

プレッシャーの中でシュートするシチュエーションが普通で、ガランガランのバイタルエリアで、楽にシュートを撃てる機会などはない。

だから、DFをつけて、DFはシュートをさせない。そのDFをかわして、ゴールを奪う。
そのプレッシャーの中で、しっかりと枠に飛ぶか?GKが嫌がるコースにシュート出来るか?だ。

「日本は決定力不足」

長年の課題だ。

ポゼッションの練習に力を入れ過ぎて、ゴールを奪う練習を忘れる。

「日本はストライカー不足」

確かに、プロリーグがスタートして、30年もあと数年で、なろうものだが、世界的ストライカーと言われる選手は未だ出てない。

現実的な話に戻るけど、

シュート練習。1チーム30名で、2時間しかグランド使用出来ない状況として、アップ時間を入れても、シュート練習出来る時間は丸1時間半として、この時間、この人数で、果たして、1人がシュートを撃てる本数は、どれぐらいだろうか?

ここを考えなくてはならないと思う。

日本の育成の問題点。
まだまだ、障害が山積みだと思う。

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