【育成日記】技術なくして、戦術なし

【技術なくして戦術なし】

元ブラジル代表のジーニョも、ブラジルのスポーツ番組で、こんなコメントをしていた。

今回のクラブw杯は、ヨーロッパ代表チェルシーが南米代表のパウメイラスを延長の末破り、見事クラブ世界一になった。
その中のコメントで、パウメイラスの選手の一部は、無駄に走り、無駄に体力を消耗し、肝心な瞬間に、力を発揮できていなかったと。

このレベルなので、1つのミスは、致命的になる究極レベルのギリギリの試合なので、育成年代とは比較にならないけれど、

どのカテゴリーの試合でも、無駄な体力消耗は、敗戦に繋がる原因になってしまう。

育成年代では、チーム戦略的に無駄な体力を消耗するというよりも前に、技術的ミスで、無駄な体力を消耗して負けることが多く見られる。

なぜ、それほどまでに技術が大切なのか?

11人がプレーする中で、仲間の1人にボールが渡り、その仲間が、ボールを止めることが出来なければ、相手ボールになる可能性が高くなる。
ミスした選手は、勿論、そのボールを取り返しに走らなくてはならないが、仲間も、守備に帰らなくてはならなくなる。自分達の意思とは違う方向で、相手のボールを取り返すのに、精一杯になってしまう。

1人だけ、ミスが多い選手ならば、仲間でカバー出来るが、これが、前線、中盤、最後尾、あちこちでミスが続けば、お互い、大切を消耗せざるを得ない。マイボールにして、よし、これから攻撃だ!というときに、守備に回る時間が多くなってしまうのだから、いくらスタミナ練習を日頃から繰り返していても限界がある。

また、前述したように、無駄な体力を消耗すればするほど、肝心な瞬間、勿論、得点機会、身体を張って守らなくてはならない時に、体力が残っていないので、あと、一歩が踏ん張れず、失点してしまう、又は、得点機会を失う。

ボールが止まらない、蹴れない、運べない選手が集結したチームに、いくら、指導者が望む、理想な戦術をあてがっても、それは成立しない。

だから、特に、ジュニア、Jr.ユース
言うならば、ユース年代も、1年生ぐらいまでは、徹底的に基礎技術を繰り返すことが大切なのだと、信じて疑わない。

サッカーは、常に、動きながらボールをコントロールするシーンが多い。
止まったボールを蹴る、止まりながらトラップが中途半端に出来ていても、動いているボールを動いた仲間に正確に、しかも、プレッシャーのある中で出来るように繰り返すことは、ユース年代以降にも繋がる。

ブラジルでは、下手な選手を皮肉る言葉がある。

クゥアドラード(四角)

サッカーは丸いボールを足で扱うスポーツたが、
下手な選手をクゥアドラードと皮肉る。
ボールが四角。思い通りに転がらないから。
逆に巧くプレーした選手をヘドンズィーニョ(丸い)と比喩する。

「君がボールを支配しているのか?それともボールが君を支配しているのか?」も、その1つ。

基礎技術は、育成年代の選手ならば、地味で、面倒くさがり、そこまで拘ってやらない。

しかし、基礎技術がないのは、算数ならば、
足算、引算、掛算、割算が出来ないまま、
方程式を解くようなものだ。

そのことを頭に入れて、努力している人は、
必ず、時間は掛かっても、チームに貢献出来る選手になりうる。

だから、1人1人が、まずしっかりと、蹴れる、止めれる、運べ、ミスを限りなくなくすことで、
無駄な体力消耗は減り、サッカーになっていく。
個々の長所が発揮出来る。

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