先日、17期生の中学生メンバーを送り出した。
入りかけの頃は、技術、フィジカル、メンタル含め、普通レベルに達していなかった面子。
ボールを持てばオドオドしていたし、
ボールも蹴れない、止まらない、そんなレベルだった。
大勢集まるセレクションをパスするようなプレイヤーは、途中、クラブを辞めるなんて考えもしないが、こちらには、途中、グラグラした面子が必ずいるもんだ。
でも、何年も拝見して来て思うのは、
努力は時に裏切るけど、継続は裏切らないということ。
継続した人間にしか見れない景色がある。
1年生の時には、到底褒めれなかったレベルが、集大成で、力がついているのがハッキリする。
自分らより、明らかに上のディビジョンでプレーしていたクラブを打ちのめす程、力がついていた。
越えた人間が視えた景色と言えるだろう。
景色が視えたことにより、更に、サッカーについて考える意識は変わったと思う。
諦めなずに、やるべきこと、当たり前のことを、コツコツと繰り返した結果だと思う。
しかし、メンバーの冒険は、ここからが本番だ。ある程度の土台は作った。触りの土台は。
高校生年代になると、中学生時代とは比較にならない部員がいる。同じポジションに何人もライバルがいるなんてザラだ。
前後左右のライバルを気にして、それに合わせて強化しても、中々チャンスなんてやって来ないもんだよ。
大切なのはブレない強さ。
中学生時代に何を養えたのか?
「こんな俺でも、ここまでやれた」という、
確固たる自信を養えたかどうか。
その物差しは、弱い自分との闘いに打ち勝って来た積み重ね。
いくら、強豪Jrユースクラブ出身とは言え、
試合経験を積めてなく、大切なものの忘れ物をしていたら、周囲から色眼鏡で見て貰えるのは、最初だけだ。
挫折がない者は、挫折したら立ち直りが遅い。
いや、自ら立ち直る術を知らない可能性もある。
挫折をして、自ら立ち直る術を身につけた者は、
やはり強い。
どんなに部員が多く、ライバルが多くとも、
それを選択したのは自分。
中々、監督に好いて貰えなくても、
大切なのは、腐らない、手を抜かない、
継続し続けられるハート。
結果は後から追いかけて来る。
ブレてはならない。それが、中学生年代で身につけたら、大丈夫だろう。
プロ選手になりたい!
海外で挑戦したい!
普通レベルにもなかったプレイヤーが、
欲が出たことは、ポジティブだ。
途中で辞めず、グラグラしたけど越えたから、
そう思えたと思う。
しかし、また高校年代の3年間、
特に進路を決める時に、中学生時代に言えた目標を貫けているか?が見たい。
大半、周囲と自分を比較して劣っていることを知ると、諦めるんだよね。大半は。
しかし、ブレない人間は、諦めない。
自分はこうなる!
と決めたら、それしか考えない。
それが実は一番難しいことなんだ。
サッカーが巧い人間など、この日本にも5万といる。
しかし、ブレない強さを持つ人間?となると、
かなり、篩に掛けられるよね。
さて、今回、卒団したメンバーも、
一体どこまで貫けるか?だね。
大半は、高校年代で丸く収まってしまうから。
これは、サッカーだけの世界ではない。
他にも通じること。
