新規Jr.ユースメンバー募集しています!!5~6名
GK特に大歓迎です。ベースがないGKでも3年間連続で日の当たる場所に輩出しています。
練習会日
12/10、12/24日(火) 日吉台中学校 18:30~21:00
お申込/info@mundo-do-cojb.com
【中学生年代で何を学びたいか?また、親御さんは何を学ばせたいか?】
「中学になってもサッカーは続ける。しかし、部活で」
正直、どこでサッカーを続けるにしても良いことだと思います。部活でサッカーを続けるのであれば、勉強する時間も増える。費用も部費は安い。一方、クラブチームは、時間が遅くなる、勉強との兼ね合いが難しいというイメージが強く、月謝も決して安価ではない。最近は各クラブ、かなり金額のバラつきが出ていることも確かです。
金額が高低は大切ですが、高くても、そのクラブに子供が入りたいと言えば、頑張ってしまうのは、親心であると思います。
ただ、私が、クラブチームを運営していながら、思っていることは、大切なことは、一体なんであるのか?ということです。部活でサッカーすることを否定する人もいるのですが、私は、一概にそうとは思いません。
逆に、クラブチームは沢山ありますが、部活と指導していることがあまり変わらないケースもなきにしもあらずです。むしろ、部活の方が学べることは沢山ある場合もあります。それは、指導にあたる先生の熱意や経験によります。高校の部活と、J下部ユース。この年代になると、甲乙つけがたいレベルになります。
J下部はサッカーを教えて貰える。元プロ選手コーチが多い。一方、部活は、監督が人間性を磨いてくれる。
このようなケースもあるということです。
要は、どの環境に行っても学べるということです。しかし、各クラブや部活が何を重きにして指導しているか?
それが、チャンピオンを目指すことなのか?人を磨くことなのか?プロ輩出することなのか?
クラブを選択する側が、何を求めているか?だと思います。選択肢はいくつでもあります。
ただ、最近、日本サッカー協会から送付されてくる機関誌にこのような記事がありました。
正に大切なことです。これはCOJBが長年若い世代の選手達に伝えて来ていることと同じでした。
「全てはピッチにつながっている」というものです。現日本サッカー協会の会長さんが遠征試合に帯同した時の体験談です。
「ピッチ内のあらゆることを分析していたが、それだけでは世界の強豪に打ち勝っていけないのではないかと、気づいた。そこで、日本の課題とされていたのが、”エリート教育”だった。海外にU17が遠征した時に、
各国の選手は髪を整え、ポロシャツをズボンの中にきちんとしまい、靴もしっかりと履いていた。対して、日本の選手は、寝癖がついた髪に、ジャージーの裾のチャックは開けたまま、足下はサンダル履き、挨拶もしっかりできない。この状況を見て勝負あったと。実際にゲームでも大差で敗れた。勿論、ピッチの中でのプレーは重要だが、日常生活がしっかりしていない選手は伸びて行かない、一流選手は人としても一流、全てはピッチに繋がっている」と。
サッカーが強くて、巧くなればそれで良いのか?ということです。サッカー協会はそれではダメであるということに気づき、そのことを指導し続けていると思います。協会は、アンダー世代の選手達を連れて、国際経験をつませる機会があり、そのことに直面し、それを協会から地域クラブへの情報還元を冊子などを通じて働きかけていると思いますが、実際に、町クラブ単位でどれぐらいこのメッセージが届いているかです。
COJBは、ブラジルにて、30年近く前にそのようなことを勉強する機会がございました。
そして、このことは、サッカーという狭いくくりではなく、育成年代の選手達が、やがてなるであろう、社会人としてあるべき姿も同時に学んでいくものであると思います。
“エリート”になる必要性はないですが、仮にサッカー的にはエリートでなくても、人間として学べることは沢山あると思います。ましてや、中学生、大人になる一歩です。
どの環境でも学べることは学べる。ただ、意識がそこに行くか行かないか?だと思います。
サッカーの上達は大切です。しかし、それだけでは足りない。大人になる一歩を踏み出す中学生年代で学ぶことはそれ以外にも沢山のことがあります。試合に勝った、出場したか否かも大切ではありますが、
それだけではないはずです。この辺は、本人が気づくというよりも、周囲で見守る大人のアドバイスが大いに必要であると思います。それは、小学生も高学年になれば、早くありません。
この年代から意識させていくことであると思います。