【育成日記~もっと熱くならないか!】中学生年代のあるある

この時期になると、高校受験でクラブの活動から遠ざかっていた面々が、練習に復帰するようになる。

私立のサッカー推薦で進学する面々は進路は早くて夏の段階で決まるので、引続き練習や残っている公式戦を戦い、受験休みは取らないケースもあるけれど、公立は試験が2月だから、サッカーなどしてられないのだろう。それは例年のことだから仕方ない。

受験休みに入るならば、「受験休みに入ります」とコーチに伝え、戻って来る時は「受験が終わったので戻ります」と連絡して復帰する。これは、日頃から報・連・相の大切さを伝えているから、やってるとは思う。中には、いつの間に復帰している面子もいるけど、これも中学生あるある。

興味がある高校のサッカー部の体験練習に参加したい場合、所属サッカークラブのコーチを通じて高校サッカー部のコーチに連絡するようになっている。それは私立も公立も同じ。

参加するのは大いに結構だけれど、参加したら、参加しっぱなしで、どんな感じだったのか?を報告しない面々がいる(苦笑)サッカー部のコーチへの連絡をするときだけお願いの連絡を小まめにしてきて、参加したら、音沙汰ないもんだから、こっちが知るのは、サッカー部のコーチが、わざわざ電話をくれた時に判る時がある(苦笑) 『ああ、参加したんだな』って(苦笑)

「○○君、練習参加してくれました、ありがとうございます」と。続けて「本人は何か感想を言ってましたか?」と聞かれても、本人から参加した後の報告を聞いてないから、答えようがないけど、お礼だけ言って、終わらなくてはいけない時がある。

その時思っちゃう。練習参加する時だけ、つまり、自分が欲しい時は一生懸命になるが、して貰ったら後はなし、自己満足で済ませてしまう中学生あるある。

これ、本当によーく有りがちなんだよね。

「高校合格しました!」と一応ラインで報告してくる。それは、おめでたいことだけど、「で、どこの高校合格したの?」って、こちらから聞かなくてはならない(苦笑)本人がその高校進学へ、熱を感じていたならば、こちらも、嬉しいから1つや2つお祝いの言葉を掛けてあげたいよね、しかし、結局、最終的に色々候補に挙げていたところまでは知っていたけれど、いつの間に練習参加しなくなっていたから、どこの高校を本命にしたのか?が判らずで、その間、練習に復帰するまで、空白の時間があり、いきなり「高校合格しました!」だから、面白いよね、中学生。

「どこに合格したのよ?」ってね(笑)

一言、二言が足りないっていうのかなぁ。

中学生あるある、沢山有りすぎるけど、社会人になって初めて指導されるより、このぐらいから訓練されていた方が良いと思ってしまうからついつい、サッカー以外の面が、気になるので、小言を言ってしまうけど、大所帯クラブではないから、可能になるのかな?っていつも思う。「中学生あるある」は、日頃、ここでは伝えきれないくらい沢山ある。

中学生、全学年で60人以上もメンバーを抱えていたのは、とうの昔になるけど、その分、コーチは多かったけど、コーチ自体が若かったので、そこまで、サッカー以外の面で、細かく観察して、指導出来ていたか?って言ったら、それはなかったと思う。しかし、長い間、やらせて貰って来て、やっぱり、サッカーの技術や、それに関するものだけでは足りないなと思うようになった。

コーチも頭数揃っていれば良いという問題ではないからね。ある程度、人生経験があった方が、中学生年代相手にもなれば、プラスになる。

中学生あるあるも、本来、サッカーの指導者だから、面々がサッカーを上達させれば、良いのだろうけど、それだけではやっぱり勿体ない。

皆が皆、大学→就職ではないハズ。高校→就職もあるでしょう。その時に、中学生年代で養ったものが、就職した時に役に立つことに意味を成すのではないかと思う。スポーツはやっていたのだろうけれど、他に何を勉強し、培ったのか?それが意外に大切なのでは?と思う。

多少、どんくさくても、仕事の覚えが悪くても、一生懸命やる人は、会社で可愛がられると思うしね。

これからも、中学生あるあるを紹介したいと思う

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