J3横浜YSCCに所属する吉野裕太郎が7/4日 J3リーグ第2節 対 富山 戦後半35分でJリーグでのデビュー戦を果たしました。
厳しいポジション争いのため、デビューはもう少し先かと思われましたが、早くも第2節にして、デビューできたことは、小学生からプロに至るまでずっとCOJBの管轄で頑張って来た選手の一人として大変嬉しく思います。
努力の男、吉野はCOJBに集まる後輩達の正に指針です。際立ったものがなくても、自分を信じて、ブレずに、前向きに突き進むこと。これは気持ちがあればできること。真似できることなのです。
吉野の中学生時代も決して多くの子供達から選抜されたチームに所属していた訳ではなく、吉野の時代のCOJB3期生も中学1年生は僅か9名。あと2名は小学5年生でリーグを戦っていました。この面子で神奈川県のトップリーグにも昇格しましたが、決して、ずば抜けた面子が揃っていた訳ではありません。
人数がいない代わりに1人1人に眼が行き届く。そして、厳しい日々の練習。それにへこたれるとなく立ち向かってました。
吉野もここでベースを作り、中学を卒業してプロを目指しにCOJBのブラジル部門にて留学をスタートしました。Jr.ユース時代の同期、森大地と共に、プロに挑戦したのです。まず、この勇気は立派です。
人生を懸けて、世界に挑戦する。
ブラジルでは3年目までは中々評価が上がらず、帰国も考えた時期もありましだが、折れずに努力し、プロデビューを果たすまでになりました。吉野が本場ブラジルのプロになり、しかもスタメンフル出場でチームで最多出場時間を達成するまでの選手になることは誰も想像しなかったと思います。
亀のごとく、こつこつと前に進む吉野裕太郎。
日本での彼のスタートはこれからです。センターバックというより経験が必要なポジションで23歳の若さで不動のものにするのは至難なことですが、越えなくてはならない壁てす。J2、J1のクラブに引っ張られるようになるためには、まずは、現チームでチームに貢献できる選手として成長することだと思います。
是非、スタジアムに足を運び、吉野を始めYSCC横浜を応援して下さい。
宜しくお願い致します!!