【育成日記】OBの生き様

世の中、皆、平等の時間を与えられている中で、自分の生きる道をしっかりと決めて、それに突き進むという人生も悪くないと思う。

生きていて誰でも不平不満があるだろう。しかし、健康体でいれているならば、それに越したことはなく、感謝でしかない。ならば、折角、健康体で、しかも若さもあり、人生これからまだまだこれからの年代なら猶更、今しかできないことを思いっきり、精一杯、楽しみながら生きたいよね。

精一杯やっていることが、どこまで報われるかは判らない。しかし、物事は何でも達成してしまった時点で、また新しいことを見つけなくてはならない。

意外にやりたいことを決めた時、簡単に達成してしまうことより、達成する前の経過の方が楽しいと思う。難しいからこそ、それにむきになって達成したいと思うようになる。

この経過の中に、色々なドラマがある。それをどう乗り越えるか?またどう乗り越えたか?ということは、人生を生き抜いて行く上で、必ず、糧になる。

レールに敷かれた人生を送るのもいい。しかし、そうでなく、自分で開拓していくのも面白い。

後進に指導する立場や人の子の親になっても、自分の生き様みたいなものが、やっぱり出るものだ。

だから、例えばCOJBにいるメンバーには、設立当初から現在まで、言い続けていいることは変わらない。「現時点での実力なんて関係ない。いつ花が咲くか?なんて誰にも判らない。だから、やるならとことん目指せ」って言っている。

やりながらも、色々、自分なりに言い訳を作ってしまうことも長い道のりではあるもの。しかし、好きだし、決めたのなら、やればいい。やり切ればいいのだ。

そういった意味では、OBを見ていて、我が道を突き進んでいるのが多いと思う。逞しさ、力強さを感じる。

また、しっかりとやり切って次の人生でもしっかりと、いままでやって来たことを活かし続けて、仮にやっていることは以前と違えど、好きな事を継続して生き続けている、楽しんでいる人生は素晴らしいと思う。

楽しむ。ある意味語弊があるけれど、遊び惚けているという意味ではない。

途中、上手く行かない、苦労もあるだろう。しかし、好きな事なら越えられるだろうし、上手く行かないことも含めて楽しむってことだ。逆になんでも思う通りになったら面白くないと思うよ。そのプロセスを楽しみながら生きるってことだ。

サッカーなら、Jリーグに拘らず、海外に戦いの場を求めて行くのも良い。どちらにせよ、簡単ではないからだ。日本で成功していても、海外で成功すると限らない。逆もある。

OBの生き様を見ていて、まだ旅の途中だろうが、彼らの生き様を誇りに思う。

モンテネグロ1部リーグで戦う鈴木圭太
現役を引退し、26歳にして会社経営をする丸山龍也

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